しゆん
な、ばぁう
ばぁう
ん?
しゆん
後、少しだな
ばぁう
そうだな、
しゆん
怖くないの、?
ばぁう
怖いよ笑
ばぁう
でも、お前がいる
ばぁう
いつでも、一緒!!
しゆん
そろそろ、時間だよ。
ばぁう
うん。
しゆん
いい、?
ばぁう
うん、
しゆん
じゃぁ、
しゆん
せーのでね、
しゆん
せーのッ
ばぁう
ッは...?
しゆん
......
何かが地面に当たる音、 砕け散る音が、 暗闇に響いた。 さっきまで隣に居た ばぁうはもう居なかった。
しゆん
....ごめんッ..
僕は、怖かった。 せーのと、言ったのはいいけど 手がフェンスから 離れなかった ただ、隣のばぁうが 落ちて行くのを見ることしか 出来なかった。
しゆん
ごめんッ...