好きでも無い相手に抱かれるのは嫌

中庭

フラフラと歩きながら近くのベンチに 倒れ込む

羨ましい程光り輝いている太陽が 眩しくて目を瞑る

目を瞑ると嫌な記憶がフラッシュバックする

腹を殴ってくる親、酒瓶で殴ってくる親、地面にたたきつけてくる親…そんな理不尽な環境から抜け出すように… 先後輩、同級生関係なく喧嘩に明け暮れる日々

舌打ちをして目を開けると…目の前には私を助けてくれた男の子…灰園翔平とその幼馴染で悪友と言っても過言じゃない 黒鷺玲音の2人だった

目の前の灰園君に手を引っ張られ2人の寮、ヴァガストロムに連れ込まれる

ヴァガストロム

諦めてリングの中に入ると黒鷺君の合図が出た

合図が出たと同時に灰園君が 近付いて蹴って来ようと足を振り上げた

彼の足を足払いすると彼は体制を崩したが直ぐに地面に手を付き建て直した

約30分後

ブレザーを脱ぎ捨て次出してくる拳を受け止め受け流す

後ろ蹴りされバク転で下がる

余りにもしつこいから諦めてコチラからも攻めることにした

もう余りにも疲れて股間そろそろ蹴ってやろうかと思ってますねぇ…

どんどん隠していた本性が彼のせいで 暴かれて行く