彼が来て1週間後。 体調は回復して歩き回っても大丈夫になった。 ちなみにコネシマも絶好調のようだ。
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ロボロが奥のベッドへ近ずきカーテンを捲り、顔を出す。 そこには前より顔色が良くなった少年がいた。
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こくこくと喉を潤していく。 余程喉が渇いていたのかコップ1杯全て飲んでしまった。
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昨日の夜、 「本の読み聞かせをしてくる」と元気よく言ってから朝になっても寝床に帰って来なかったコネシマを揺すって起こす。
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彼のベットで寝ているコネシマを揺すってみても起きる気配はない。
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ゴーンと晩御飯の合図をする鐘が鳴った。 ロボロが窓から除くと意外にも6時近く、時が過ぎるのを改めて感じた。
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少年が遠慮気味に指を刺したのはコネシマだった。 遠慮気味な少年と違い、豪快に寝ている。 そんな未だに彼のベッドで寝ているコネシマが起きる気配はない。
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ロボロはコネシマを前で抱いた。 顔は後ろにいる少年にしか見えない状態だ。 コネシマはロボロにバレないように顔を上げ、少年にピースをして誇る様な顔をした。 子供が親に抱えて欲しいからと寝たフリをするような事をしていたらしい。
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そんな彼を見て対抗心を燃やした少年はロボロの裾を掴んでオネダリをしだした。 さっきまでそんな素振りを見せなかった彼に驚いたロボロが「意味がわからない」彼は頭を捻っていた。
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頑なに引かない彼に根負けしたロボロは少年をコネシマと横に並ぶ様に抱いた。 少年はロボロの背中側でコネシマと目が合った一瞬、ニヤニヤと悪巧みをした。 そんな顔を見たコネシマも負けまいと元気な眉毛を1層釣り上げてはにかんだ。 ちなみに、この光景にロボロは全く気付いていない。
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彼は興味が無さそうに呟いた。
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続き待ってまーす!