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お母さん…!!

お父さん!!

ねぇ!

ねぇってば!!!

白は2人に呼びかけたが 2人はうなされているだけで 返事を返してくれない。

白の父

…うぅ。

白の母

…ぅ…。

…どうしたら……、

白は頭をフル回転させて 今起きている事の対処法を考えた。

警察に連絡…?

でも確か警察は常に悪夢見になった人を管理しているから今忙し……。

いやでもまず危険度…?

そうだ…!!

由奈に連絡…!!

って、由奈は今携帯取り上げられてるんだ…。家電の番号も分からないし…。

…どうしたら…。

白の母

…。

白の父

…。

…お母さん…お父さ…

白が再度2人に呼びかけようとすると 白い光が現れて 白を包み込んだ。

うわぁっ!!なにっ!?

…!!

白い光が消えると、 そこは…。

なにここ…。

私の家にある家具が 沢山積まれた山だった。

…これ…家のソファー…?

これは…家族写真…、?

なんで私の家のものがこんなとこに…。

でもまずは ここから脱出しよう。

なんだか寒くて 気味悪いし…。

なんで家の家具が…? ここはどこ? ・ ・ ・ ・ 。

沢山の疑問が頭に浮かびつつも 私は この気味の悪い 山を歩く。

歩いて、

歩いて、

歩いて、

はぁ…はぁ…、

一体いくら歩けば…出口に…?

私はもう 何分…いや何時間もここにいる気がする

私は歩いても歩いても 変わらない この殺風景な景色に うんざりしながらも

希望をもち ただひたすら出口を探すため 歩いた。

すると、

あれ…、人が倒れてる?…

人が山の中で倒れてるのが見えた。

私は直ぐ 駆けつけた。

…大丈夫ですか!!

???

…ってて…。

???

くそっあの悪夢… 下級のくせにパワーいかれt…

???

???

…え?

え?

???

何で普通の人間がここに居るの!?

???

あ、警察関連の人?

いえいえ…そんな警察関連では…。

???

???

ふーん。

???

…じゃあ警察の働く 夢管理タワーの暗証番号は?

え?

???

なるほど、警察関連じゃないね。

???

良かった良かった。

け、警察関連の人なら必ず暗証番号が分かるからということですか?

???

お〜!!頭きれるね!君〜!!

???

???

で、君はどうしてここに?

お父さんとお母さんが悪夢見になってしまって… そしたら白い光で… それで…

???

はぁあああっ!?

???

おい、それホントか!?

は、はい。

???

…最悪… ( ߹꒳​߹ )

???

私としたことが、仕事に普通の人まで巻き込んじゃうとは…。

…えと、先程からお聞きしたかったのですが、貴方は…?

???

ん?

ルナ

悪夢盗んでる怪盗 「怪盗ルナ」だ。

ルナ

テレビとかで良く流れてるだろ。

怪盗ルナ

あなたその怪盗さんなんですか!?

ルナ

あぁ。

ルナ

テレビでは特徴だけで、顔は載ってないから 印象とは違ったか?

いえ!!

ルナ

…んなことより…君。

ルナ

早くこっから出た方がいいぞ。

え…?

なんでですか?

ルナ

普通の人間が悪夢ん中いると 悪夢に襲われるから。

悪夢に襲われる…?

ルナ

悪夢ってよく 人の思い出やストレスから成るだろ?

ルナ

その思い出やストレスが 実物になって悪夢の中で暴れてるの。

なる…ほど、

その暴れてる悪夢が普通の人間に襲いかかってくるのですね…。

ルナ

そ。

でもルナさんは何故 悪夢の中に?

警察側では無いのに…

ルナ

あ、それは、

ルナが話始めようとすると ルナの後ろから何かが 勢いよく飛び出てきた。

???

ばくぅ〜!!

ルナ

あ、ちょっ!!

かわいぃ〜!!!

ルナ

ルナ

…はぁ。

ルナ

コイツは「ばくまる」。

ルナ

私は ばくまる の力を借りて悪夢の中に入ってるの。

ばくまるちゃんが?

ルナ

…ばくまるちゃんって…。

そういえばルナさん。

ルナ

ん?

悪夢ってどうやって脱出すればいいんですか?…

ルナ

え?

え?

ばくまる

ばく?

ルナ

ルナ

…まさかの知らなかったァーっ…。

し、知らないです…ハハハ…。

ルナ

まぁ今回は私が誤作動で連れてきちゃったからな…。

ルナ

今回悪夢は諦めて、現実世界に戻すか。

あの、それは待ってください…。

ルナ

…なんで?

この悪夢 私のお母さんとお父さんのなんです。だから…、もしルナさんが助けてくれなかったら…。

ルナ

…。

ルナ

ルナ

危険を承知の上で着いてきな。

…ありがとうございますっ!!

そうして私はルナさんと 山を歩いた。

あの…私達 もう1時間以上歩いてません?

ルナ

いやまだ5分くらい。

えっ!?

ルナ

悪夢の世界は現実世界より時間の進みが遅いんだ。

なるほど…。

それから 体感では 1時間くらい 山を歩き続けた。

ルナ

…っと、そろそろ私が悪夢と出会したとこだな。

ルナ

君、ここら辺急だから気を付け…、

…。

ルナ

…え、大丈夫…?

先程まで話していた白が 急に黙り込んだことに違和感を感じた ルナは辺りを見渡した。

すると白の先には 白の母と父の悪夢がいた

お母さんだ…、お父さんまで、…

ルナ

っ…まさか!!

ルナ

この子を悪夢に閉じ込めようとしてる…!?

…お母さん、お父さん、無事だったんだ…

ルナ

おい!君!!

…良かった。

白が ゆっくりと 悪夢に向かって歩いて行く

ルナ

…!まさか 遠隔で洗脳されたのか!?

ルナ

まさかこれ、危険度max悪夢…!?

ルナ

君!正気に戻れ!!

…。

白のお母さんらしき悪夢が 手をナイフの形に変えて 白に襲いかかる。

…。

ルナ

殺しもする気かよ!!

ルナ

あのままじゃ…刺されるっ…!!))

…。

ばくまる

ばくぅううっ!!

ルナ

早く…!間に合えっ!!

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