ねぇ、 幻のいちご飴って知ってる?
幻のいちご飴...?
そうそう
そのいちご飴はナナイロに輝くんだって
それに願い事が叶うんだって
何それ知らなーい
てかナナイロに輝くいちご飴とかあるの?
あるんだって!
へぇ...
おーい! 信じろよー
信じれるわけないじゃんね
じゃあ、そのいちご飴見つけてきたら
俺の願いきけよ?
おーいいよ?
約束な?
もっちろん約束ぐらいまもりますよー
青空の下で約束を交わした
ふと目が覚めた
暖かいこの場所で
いつの間にか寝ていた
何故か昔の夢を見てた
目が覚めた途端
甘いいい匂いがしてきた
彼が持っていたのはちょっとおかしな
いちご飴...?
そう、私が目にしたのは
あの普通のいちご飴じゃなくて
カラフルないちご飴だった
その彼の真剣さにぷっと笑ってしまう
そんな顔を真っ赤にした彼は
イチゴのように赤かった
リンゴじゃなくてイチゴ、ね?
青空の下でまた約束を交わす
願い事は当然のように 叶わなかったけど
彼との時間が増えるだけで
嬉しかった
今度はナナイロに輝きますように
コメント
9件
参加ありがとうございました! 遅れてしまい申し訳ありません!!!🙇♀️ ちょっぴり甘酸っぱい2人のこれからが楽しみ…!!
相変わらずみあちゃんのお話って会話がリアルでいい、よね() あーー… いちご飴たべたい!
最後の一言…切ないじゃん…っ!!←自分の考察で勝手に騒ぐ