ケイラ
……………っ
ケイラ
(戻って…きた………)
ケイラ
…アマノさん…アマノツカイさま………
……やさしいひとだったな………
……やさしいひとだったな………
ケイラ
(目玉の姿怖かったけど…)
ケイラ
私、……本当に…やったんだ
ケイラ
みんなが幸せになったんだ
ケイラ
……お兄さんの命と引き換えに…
ケイラ
…(…5日、待ってくれなかったなあ…………………)
ケイラ
………(…お兄さんのつくったアイス……食べたいなあ………)
ケイラ
っ゛…ぅ゛…
ケイラ
っだめ、だめ!
ケイラ
しっかりするの!
ケイラは英雄、革命家…
世界を救った少女!!
ケイラは英雄、革命家…
世界を救った少女!!
ケイラ
しっかり…しないと!!!
綸
………(…インターホン…?)
綸
俺出てくるよ
映
本当?ありがとう
綸
はーい、どちらさ…………………
新井
よう
綸
………障子!?!?!?
新井
誰が障子だ
新井
ただいま。
綸
え゛…マジで…?帰っ……
綸
え…っぇ……
う、嘘…とかじゃ……
う、嘘…とかじゃ……
新井
俺だって信じられねえよ
新井
でも、こうなった以上はお前と会う以外ないだろ?
綸
……………。
綸
ゔわぁあああああああ!!!!!
綸
なんなんだよもおおおおおう!!!!!
綸
どこ行ってたんだよ!!!!!
綸
スゲー心配したんだぞ俺!?!?!?
新井
びっっっっくりした急に大声出すなよ
新井
いや〜、なんだろうな…
新井
超絶怖かった
新井
目が覚めたら知らない場所で姿も違ってさ、
そこで生活していくうちにどんどん記憶がなくなってったんだよ
そこで生活していくうちにどんどん記憶がなくなってったんだよ
新井
…夢であってほしい。
綸
え…怖…
綸
お前ちゃんと生きてる…?
新井
………さあ?
綸
やめろよそういうの!!?!?
新井
まあ帰ってこれてよかった。
新井
……本当によかった……
綸
ガチで洒落になんねえ顔してんじゃねえか作り話じゃなさそうだな
綸
とりあえずあがってくれ、話したいことがいっぱいあるから
新井
おうよ、聞かせてくれ
綸
アキ〜〜〜!!!!障子が帰ってきた〜〜〜!!!!
映
本当!?
新井
だから障子じゃねえっつーの
……………は…?
…目が覚めた?
…あ、……ああ……
どうやったら記憶が戻るんだ…
どうして僕には【鈴鳴の能力】が効かないんだ…
どうして僕には【鈴鳴の能力】が効かないんだ…
教えてくれ…教えてくれよ……っ゛…!!!
…あなたは例外なの、特例なの……
前例がないから、何もわからないの……
前例がないから、何もわからないの……
……一緒に、探しましょう
っ゛…
(…どうしたら、いいんだろうな)
(どこに行っても何をしても、自分じゃないような…気がして…)
(思考が誰かに操られているような感覚がして…)
(………怖い)
綸
は〜〜〜〜、なんだろう。
綸
人生って鮮やかだな
新井
言い過ぎだろ
映
まあまあ♪
happy end 4 「記憶の片隅に鈴の仮面」







