ゆずちゃん
ゆずちゃん
今回は、ゆずちゃんは話せないぐらいにTiktokにくぎ付けになっているため
スタートします笑
今日は5人で来た。
昨日された話はもちろんみんなにもしてから来た。
ジェル
さとみ
莉犬
莉犬
ころん
るぅと
ななもり
なーくんの一言でみんなが落ち着いた。
さとみくんは昨日よりさらに苦しそう。
…………大丈夫だよね…?
だって…まだ半月…だもんね?
さとみ
さとみ
莉犬
莉犬
るぅと
莉犬
ジェル
さとみ
さとみ
明るく話していても辛そうな声が俺の頭の中を支配する。
莉犬
先生
ななもり
いきなり先生が入ってきた。
先生
莉犬
ころん
ななもり
さとみ
先生
先生
ジェル
先生が出ていった。
俺達は久しぶりに6人で一日中話をしていた。
気が付けば日が落ちてもうすでに面会時間を超そうとしていた。
ななもり
ジェル
ころん
ころん
るぅと
莉犬
莉犬
さとみ
莉犬
さとみ
るぅと
ジェル
ころん
ななもり
皆が出ていった。
それをしっかりと確認して
俺達は唇を重ねた。
さとみ
今は莉犬が帰って、日付が変わってすぐの時間。
俺以外は誰もいない。
そこに俺の荒い息だけが響いた。
余命が短くなったことを聞いた2日前の夜。
長く生きるためにと抗がん剤を強くしてもらった…けど
それが仇となった。
さとみ
枕を見たら血で染まり切っていて
俺は悟った。
今日が最期だな。
俺は最後の力を振り絞ってナースコールを押した。
莉犬
俺はひたすら夜道を走った。
さっきまでお布団の中にいた。
でもなーくんが病院からの電話を受け取ってその内容を聞いた途端最後まで聞かずに
ひたすら走った。
莉犬
莉犬
いつもの君なら、夜には外に出るなっていって…
俺と手をつないで…笑いあえてたのに…っ
ねぇ…さとみくんっ
死なないでよ…
ななもり
病院の前にはなーくんが俺を待ってくれていた。
ななもり
莉犬
俺は話す暇もなくなーくんに手を引っ張られて
さとみくんの病室とは真逆ある部屋
集中治療室に連れていかれた。
そこにはもう他の3人はそろっていて
中を泣きながら覗いていた。
俺もその中を見てみると
莉犬
たくさんの先生に囲まれたさとみくんが真ん中で眠っていた。
るぅと
俺が放心しているとるぅとくんが
俺に教えてくれた。
るぅと
心の中ではわかっている。
でもるぅと君に言われた言葉が理解できなかった。
莉犬
るぅと
莉犬
るぅと
莉犬
るぅと
そんなことをしているうちに処置は終わっていて
先生
先生
それだけ言って先生が出て行ってしまった。
俺は、何も考えられなかった。
るぅと
莉犬
莉犬
るぅと
莉犬
るぅと
るぅとくんの大きな声にふと我に返った。
真剣な顔をしたるぅとくん。
涙目のころちゃん。
口をギュッと食いしばっているなーくん。
震えながらうつむいているジェル君。
るぅと
莉犬
るぅと
るぅと
るぅと
るぅと
るぅと
るぅと
莉犬
莉犬
さとみくんは死ぬ…?
莉犬
るぅと
病室が静まり返った。
莉犬
莉犬
莉犬
莉犬
君の声も
君の笑顔も…もう
俺は見れないの…?
ジェル
ジェル
ジェル
莉犬
涙があふれてきた。
莉犬
涙が俺の視界をぼやけさせる。
後ろからころちゃんが抱きしめてくれている。
それでも俺は涙を止めることができない。
ななもり
ななもり
莉犬
ななもり
ななもり
ななもり
莉犬
さとみくんの声が、笑顔が見れなくなるのは嫌
るぅと
莉犬
莉犬
だったら…楽に…してあげたいっ
るぅと
莉犬
莉犬
俺と…さとみくんの赤ちゃん…見てほしかった。
るぅと
莉犬
莉犬
るぅと
俺の右手はるぅと君とつないで
左手はなーくんとつないで。
るぅと君の横にころちゃん
なーくんの横にジェル君。
みんなで手をつないで
さとみくんに駆け寄った。
さとみくんと過ごせる最期の時間が
始まった。
next♡2000
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
コメント
7件
マジかよ……これ最終回じゃないん(訳:もうこれ以上泣けん)
感動して泣いちゃう・゜・(つД`)・゜・
感動してめっちゃ泣きました 頑張ってください!