いふ
学校の屋上 人生最大のturning point
いふ
盛大に噛んだのはもはや どうでもよかった
悠佑
アニキの返事さえ!聞ければ!!
悠佑
いふ
そうだよね、とここで笑って仕舞えば 吹っ切れるかもしれないのに、と できないことを考える
いふ
男が受け付けないのか、それとも 俺が受け付けないのか…、 いや後者だったら立ち直れない自信 しかなくなるんだけどね。
悠佑
いふ
わからない、わからない? え、ワンチャンあるってこと?? と、声にでかけそうになったのを 堪えた俺は偉いと思う。
悠佑
いふ
やっぱり、そうとしか思われてない んだなと少し、壊かけた心が痛んだ
悠佑
悠佑
いふ
そんな、高校生にもなって、 そんなことってあり得るんですか!? 思わず敬語になって叫ぶ。 もちろん、心の中で
悠佑
いふ
悠佑
何この子イケメン…ッ! しかも笑顔付き…!こんなん……っ! 惚れてまうやろぉおぉおぉ……。
いふ
こうして撃沈していったのは 俺だけではないはずだ
悠佑
いふ
悠佑
恋愛感情に達してない…それすなわち 俺の実力不足ということなのでは…!
いふ
悠佑
いふ
悠佑
アニキが言おうとしてることは わかっている、だから遮って言う …アニキごめん。
いふ
いふ
悠佑
驚いた、という表情をするアニキを 見て一気に顔の方に熱が集まる
いふ
俯きがきに聞こえるか、聞こえないか くらいの声でそう言ってしまった くっそ恥ずかしいしダサい。
いふ
やけど、やっぱり俺は、 アニキのこと、愛してるから
悠佑
いふ
悠佑
悠佑
めっちゃくちゃに笑われてる。 わかってる、クソダセェからだ。
いふ
笑顔が眩しいっていうのもあるけど シンプルに恥ずかしすぎて死にそう
悠佑
悠佑
いふ
「ええの!?」と言おうとしたが ずいっと近づいてきたアニキに 言葉を遮られる
悠佑
悠佑
いふ
ゴクリ、と思わず喉が鳴り、 冷や汗が流れおちる。
悠佑
いふ
アニキの筋トレは控えめに言って 鬼畜である。
汗の滴る、酸欠で赤い顔…とか 気にしてるヒマなんてものはない! 現実は非情である。
悠佑
悠佑
冷ややかな表情から一変して、 爽やかな笑顔に変わる。 本当に表情の使い方が上手い人だ。
いふ
いふ
ガッツくように俺はそう叫び応えた 心の中は今! 恋という炎で燃え盛っている!!
悠佑
小悪魔のような笑顔を浮かべて、 俺に手を差し出すアニキを…悠佑を 俺は
いふ
そんで、いつまでも 悠佑と一緒にいる
いふ
悠佑
いふ
俺の恋はまだ終わっていないどころか 今、また始まったみたいだ
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