いろはと会って
何日もすぎた
時期はもう
冬だ
誰かが走ってきた。
いろは
つづ!つづーーーー!
つづ
なに、いろは。
いろは
あのね、あのね
いろは
私
いろは
外に行けるように!
いろは
なったの
つづ
え!?
つづ
おめでとう
いろは
そこで看護師さんに
いろは
つづを連れて行っていい
いろは
って言われたの!
つづ
え、?
つづ
ほんとに?
いろは
ほんとだよーっ!
つづ
、、!
つづ
行こ!行こいこいこー!
私は出かけた
いろはと青空を見れる
幸せな日だと思った
そう、
"思った''
つづ
ーーーーーー!
いろは
ーーーー!
私は車椅子に乗っていく
押してくれる人はいない
そんなはずだった私に
押してくれる人ができた
彼女は
優しく
嫌がらずに
私の後ろで
車椅子を押す
いろは
ー〜ーー、ッ
急にいろはの話が止まった
動きも。
え?
道路の真ん中だよ。
あれ、
でも
懐かしい景色が見える
そして
懐かしい音も聞こえた
(((クラクション)))
つづ
、
私は
無傷でした。
でも背後にいた
いろはの姿は
消えて
空中へと散っていました