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とてもいいお話でした✨😭 今後も楽しみにしています!!
あさひ
ゆうき
あさひ
あさひ
あさひ
ゆうき
ゆうき
あさひは深刻な顔で僕の左目を見ていた
幼馴染の僕だけがわかるあさひの癖
本気の話をする時
人の左目をじっと見つめてくるんだ
あさひ
あさひ
あさひ
あさひ
ゆうき
ゆうき
ゆうき
あさひ
あさひ
ゆうき
あさひ
あさひ
ゆうき
ゆうき
あさひ
あさひ
あさひ
あさひ
ゆうき
あさひ
ゆうき
ゆうき
あさひ
あさひ
ゆうき
ゆうき
あさひ
夜
あさひママ
ゆうき
ゆうきママ
あさひママ
あさひ
ゆうき
あさひ
ゆうき
ゆうき
ゆうきママ
あさひ
ゆうき
親にも話した
あさひが話していいと言うから
母はいつも通りあさひに接した
食べ終えて一旦家に帰った時
母は泣いていた
ゆうきママ
ゆうきママ
ゆうき
ゆうき
ゆうき
俺は再びあさひの家に戻った
あさひママ
あさひ
ゆうき
お風呂に入って一息をつく
今までのあさひを思い出した
ゆうき
ゆうき
ゆうき
気がつくと涙が溢れていた
手に水を溜めて顔にかけた
お風呂に入っててよかった…
あさひ
ゆうき
ゆうき
あさひ
あさひ
ゆうき
あさひママ
あさひ
あさひ
そう言って、あさひは自分の部屋へ入った
あさひママ
ゆうき
あさひママ
ゆうき
ゆうき
あさひママ
あさひママ
あさひママ
ゆうき
あさひママ
ゆうき
あさひママ
あさひママ
あさひは強い
それはきっと、お母さんの遺伝なんだろうな
そう思った
ゆうき
あさひ
あさひ
ゆうき
あさひママ
少し涙目でそう言われた
俺は泣きそうになるのをこらえてあさひの部屋へ向かった
あさひ
ゆうき
あさひ
あさひ
ゆうき
笑いながらカセットをセットする
1ゲーム目
あさひ
ゆうき
あさひ
あさひ
あさひ
ゆうき
あさひ
2ゲーム目
俺の完敗…
あさひ
それからたくさんのゲームを少しづつやった。
時間は、午後10時を回っていた
あさひ
あさひ
ゆうき
ゆうき
あさひ
あさひ
ゆうき
そうだ、あさひはいつもと同じ日常送りたいのだ…
昔を思い出してゲームしようと言い出したのも
あさひの部屋に置いてあるアルバムを見たからで
別に意味はないのだ…
ゆうき
あさひ
ゆうき
あさひ
ゆうき
ゆうき
あさひ
アルバムを開いた瞬間
何も言えなかった
写真はどこもかしこも
全てが滲んでいた
ゆうき
あさひ
あさひ
あさひ
あさひ
あさひ
あさひは俯いてしまった
流石の俺でもその意味がわからないはずがない
なのにどうしてか
何も言えなくて…
ゆうき
ゆうき
ゆうき
あさひは泣いてない
でも俺は我慢ができなかった
なんで俺、気づかなかったんだろう
あんなにもそばにいて
誰よりも話していたあさひなのに
今更
今更俺は何を言えばいいのだろう
あさひ
あさひ
あさひ
あさひ
あさひ
あさひ
あさひ
あさひ
僕の左目を見てあさひが笑う
ようやく
あさひに何を伝えるべきかわかった気がした
ゆうき
ゆうき
あさひ
ゆうき
ゆうき
ゆうき
ゆうき
ゆうき
あさひ
ゆうき
あさひは再び俯く
床に零れた涙が
弾けて消えた
同時に僕は、あさひを抱きしめた
ゆうき
ゆうき
あさひ
あさひ
あさひ
ようやく、お互いが泣くことができた
ゆうき
あさひ
あさひ
ゆうき
ゆうき
あさひ
あさひ
そう言ってあさひは部屋を出た
俺はもう一度アルバムを見返す
ほとんどが涙で滲んでしまっていたが
俺と二人で写ってる唯一の写真は
綺麗に原形をとどめていた
あさひ
あさひ
ゆうき
ゆうき
あさひ
あさひはベッド
俺は床に布団を敷いて寝る
あさひ
ゆうき
ゆうき
あさひ
きっと暗闇が、怖いのだろう
俺はあえて茶化す
あさひ
あさひ
ゆうき
ゆうき
こんなにも意味を成すおやすみはない
今まで当たり前に使うおやすみと
全く意味が違うのだ
そう考えたらまた涙が溢れた
あさひ
ゆうき
あさひ
あさひは泣かせにかかってる
俺は声を殺して泣いた
ここで大声で泣いてあさひを不安にしてはいけない
できる限り、声が震えないように
ゆうき
その言葉を最後に
あさひは眠りについた
午後11時58分
あさひの寝息を聞いていた
午後11時59分
あさひの寝顔を目に焼き付けた
午前0時
あさひが生まれた日
あさひの寝息は、止まった
ゆうき
ゆうき
電気が点いていたことをありがたいと思った
眠るように息を引き取ったあさひの顔は
とても美しかった
あさひの顔を眺めながら
眠ってしまったらしい
あさひの部屋の窓から光が差していた
ゆうき