テラーノベル
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翌日、教室の机に突っ伏したまま僕はボーッと窓の外を眺めていた
昨日、会長がーー屋上での出来事のことが頭の中でぐるぐる回る
茜
あんなエッチなことをしてきたのも僕が好きだから…?
周囲のざわめきも、友達の声も先生の話も、今の僕にはほとんど届かない
意識のほとんどは昨日の会長と僕のやりとりに占拠されていた
茜
会長が僕のこと好きなら、… めっっちゃ失礼なこと聞いた気が…
「僕たちってセフレなんですか?」
昨日言った僕の台詞がもっと頭を抱えさせる
茜
時計の針がカチカチと進む音だけが遠くに聞こえる
何度も何度も会長の顔を思い出してしまう自分に、僕は少し戸惑いながらも、心の奥でざわざわと高鳴るものを感じていた
茜
ふわふわの長い髪にドクロのブローチ、ピンクの大きな目が特徴のアオちゃんの友達ーー
僕が話しかけるとその人はクルッと振り返った
八尋
八尋
茜
すると、八尋さんは後ろを振り返ったりキョロキョロと周りを見渡す
茜
八尋
…あんたしかいないだろ…
八尋
すると、パッ✨と目を輝かせて…
八尋
八尋
茜
茜
クルッと背を向けて帰ろうとする僕に八尋さんは僕の手をガシッと掴む
八尋
八尋
八尋
茜
八尋
空き教室
八尋
八尋
少し言うのを躊躇してから、これまでのことを全部話した
八尋
八尋
茜
茜
茜
茜
言葉が溢れてくる、今まで飲み込んでいた言葉の数々が
茜
茜
茜
八尋
八尋
茜
茜
アオちゃんが近づくと…心臓が跳ねる…?嬉しくなる…?
そりゃ、もちろん…アオちゃんを笑顔にさせたいしアオちゃんを守ることが生き甲斐だし……だけど…
茜
八尋
茜
八尋
八尋
八尋
八尋
八尋
八尋
そういうと、ふわっと笑った
八尋
八尋
八尋
茜
八尋
ふわっとスカートが舞い、そのままドアに向かっていった
八尋
八尋
茜
茜
仕返しのようにニヤッと笑った
八尋
八尋
茜
茜
八尋
タッタッタッタッ…
軽やかな音と共に八尋さんは空き教室を出ていった
「もたもたしてると源先輩が誰かに取られるかもね」
その呪いのような言葉が脳裏に焼き付いて離れない
茜
放課後
チャイムが鳴った瞬間、教室が一気にざわめく中、僕だけが席を立てずにいた
茜
八尋さんに言われた言葉が、頭の奥でずっと引っ掛かっている
会長は人気者だ
顔もイラつくほど良いし、頭もいいし…態度も余裕がある
正直、僕なんかが並んじゃいけない人だって自分でも思ってる
それなのにーー
「もたもたしてたら誰かに取られるかもね」
あの一言で、胸の奥が嫌な音を立てた
''取られる''って言葉が、やけに生々しく響いた
茜
自分の声なのにやけに弱く聞こえた
輝
背後から声をかけられ、心臓が跳ねる
茜
振り返ると、会長がそこに立っていた
びっ…びっくりした…
輝
輝
茜
目を合わせられない
視線を落とすと、胸の奥がざわつく
その沈黙を埋めるみたいに、会長が一歩距離を詰めた
輝
拗ねたような声
冗談っぽいのに、どこか本気で
その表情に、罪悪感が胸を刺す
茜
思わず顔を上げてしまった
茜
視線が合った瞬間、会長がふわっと笑う
輝
輝
顎にそっと指がかかって、顔が上を向く
近い…息が触れそうな距離
茜
思考が追い付かない
キスされるかもしれないーー
ーーなんて考えが浮かんで、反射的に目を閉じる
茜
何も起きない
代わりに指先が軽く唇に触れた
輝
からかうような声
それだけで顔が一気に熱くなる
茜
言葉が出ない
輝
輝
指が離れて、代わりに手がそっと絡められる
輝
耳元で囁かれて、心臓が暴れる
茜
自分でも驚くほど、鼓動がうるさい
輝
問いかけは静かで、逃げ場がない
茜
正直な言葉しか出なかった
わからない
いや、ほんとは気づいてる
認めたくないだけ
そのとき、会長の手が離れた
茜
そう思った瞬間
ギュッーー
突然、胸に温度が押し寄せた
茜
気づいたときには、会長に抱き寄せられていた
逃げる間もないくらい自然で、でも完全に距離を奪う
茜
茜
胸元に顔が近くて、息がかかる
会長は茜の背中に手を回したまま、クスッと笑った
輝
耳元で、低く囁かれる
輝
ドックン…ドックン…
茜
自分の鼓動なのか、会長のものなのか分からない
近すぎて判断できない
輝
楽しそうにニヤッと笑う会長
茜
心臓がドキドキしてるのは普段しない表情をしてる会長を見たせいだ
「好き」なんかじゃない
そんな恋心なんか僕が抱いちゃいけないんだ
トットッ…
すると、会長はドアの方へ向かっていった
茜
ーーカチャ
鍵を閉めた音が、やけに大きく響く
茜
な、なんで鍵なんか閉めて…っ
まさか…また僕のことを…ッ//
い、いやいやここ学校だし…人はいないけど…でも…ッ
会長が一歩近づく
茜
輝
輝
嬉しそうに微笑む会長
茜
茜
茜
もう1歩…会長が近づく
まるで獲物を見るかのように
輝
輝
茜
ーー見透かされてる
さっきからずっと心臓が痛い
会長が近づく度に心臓が壊れそうに脈打つ
こんなの気づきたくなかった、認めたくなかったのに
会長はいつも僕を''拾っていく''
輝
茜
フワッ
輝
輝
輝
か弱い消えそうな声…
こんなの意地を張っていた僕がバカみたいじゃないか
茜
茜
なぜか涙があふれてくる
茜
茜
茜
輝
ギュゥ…♡
さっきより強く抱き締める
強く…僕のことを離さないと言っているみたいに
輝
輝
輝
夕暮れが窓から差し込んできて、 その日の放課後ーー
ーー僕と会長は曖昧な境界線を越えた
番外編
※女子トイレ
八尋
花子くん
八尋
八尋
花子くん
八尋
花子くん
八尋
花子くん
八尋
八尋
花子くん
八尋
八尋
花子くん
花子くん
八尋
「八尋さんもモタモタしてると七番様取られるかもね」
そんなこと言われたから…ついそんなこと聞いちゃったけど!!
そうよね…そりゃ、頼もしいことはあるけど女好きな変態がモテる訳がないわ…そうよ
花子くん
八尋
ふと窓に目を向ける
茜くんと源先輩どうなったかな…
どんなにイケメンで王子様でも、触れられるのは誰でも嫌がるのよ
でも、あんなに顔を真っ赤にして…触れられるのが平気なら
恋愛的な「好き」しかないのよ!!茜くん!!
ファイトよ!!!
八尋
その頃ーー茜くんと源先輩は抱き締めあっていました…とさ
んへへへ
ねねちゃん初登場!!
口調迷子!!ごめんね!?
なんか、投稿があまりにも遅くなりすぎたので…
リクエストのおしがまもこれと一緒に投稿するか…うん
今回の話もHシーンなかったしね…
物足りないよね…ごめんね
おしがま大好きなのでうれしし
てか、テラーさん音声とかなんか色々と変わっててびっくり仰天
ということでばいちゃちゃ!!いつもありがとう!
コメント
2件
めっちゃキュンキュンする話だしとても可愛いらしい雰囲気で胸が打たれました、...誠にありがとうございます。