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裕太
確かめるって…どうするの？
奈緒美
簡単よ
奈緒美
あなたを
奈緒美
“ダイ”に持ってくの
裕太
だい…？
奈緒美
そう
奈緒美
“ダイ”に
奈緒美
Ｎｏ．0の体を切って
奈緒美
持っていくとお金になるの
奈緒美
さっきゲームマスターが
奈緒美
何円とか言ってたでしょ？
奈緒美
まぁ、書いてないのもあるけど
奈緒美
“ダイ”なら数秒で測れる
奈緒美
ね？簡単でしょ？
裕太
え…あの…
裕太
と、いうことは…俺の体…
奈緒美
あぁ！ごめんごめん
奈緒美
体っていうのは
奈緒美
髪の毛とかでもOKだから！
裕太
あ…！そうなんだ…！
裕太
(良かった…一瞬殺されるかと…)
奈緒美
じゃあ、数本抜いていい？
裕太
そ、そんなに必要なの…？
奈緒美
たしか…1gからだった気がする
裕太
(ま、マジか…)
奈緒美
かと言って無造作に切る訳にもいかないわよねぇ…
奈緒美
…
裕太
(な、何されるんだろ…俺…)
裕太
(ていうか…この人信じて大丈夫か…？)
裕太
(何だ…頭が…ぐらぐらする…)
その時、ぐにゃっと 視界が曲がった
裕太
は………こ………
？？？
で……………よ………………………
裕太
………………たのむよ
体がふらっとなった
裕太
っ…！
裕太
(何だ…今の…？)
裕太
(誰かに…何か頼んでた…？)
裕太
(なんだろ…嫌な感じ…)
奈緒美
ふぅ…
奈緒美
よーし！準備OK！
奈緒美
こっちの方が手っ取り早いわ！
裕太
………え？
奈緒美
じゃあ、いくよ〜
裕太
えっえっ…!?
奈緒美は、どこからか ハサミを取り出して 俺に向けた
裕太
うっ…わぁ！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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