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ガイド🦈×センチネル🙂⑥
初任務は スパイ残党処理だった
シャークん
シャークん
スマイル
シャークん
シャークん
スマイル
シャークん
シャークん
シャークん
スマイル
最近シャークんは 人狼ゲームにハマっている
それを知っていたスマイルは 素直に頷いた
シャークん
シャークん
スマイル
久々に外に出たスマイルは シャークんの後ろについていった
シャークん
スマイル
シャークん
スマイル
シャークん
シャークんは森に入っていくと 木々に紛れて飛び上がり
木の枝に乗った
スマイル
スマイルはそれを見上げる
シャークん
スマイル
シャークん
シャークん
シャークんは木の枝から飛び降りて スマイルの隣に立った
シャークん
スマイル
シャークん
シャークん
スマイル
シャークん
シャークん
シャークん
スマイル
シャークん
スマイル
シャークんはスマイルの手を握った
シャークん
シャークん
スマイルは太陽を見上げた
スマイル
シャークん
スマイル
シャークん
シャークんによって 絞られていた感覚が徐々に開いて
スマイルは指示された方向を じっと見つめた
それは木々の合間を縫って――
障害物さえ乗り越えて 一つの建物にたどり着いた
シャークん
スマイル
シャークん
スマイル
シャークん
スマイル
シャークん
いろんな匂いがして いろんな音が聞こえてくる
シャークんは少しだけ処理が追い付かず 気分が悪くなってきた
シャークん
スマイル
スマイル
シャークん
スマイル
シャークんは スマイルの手を離した
シャークん
スマイル
シャークん
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
シャークん
シャークんははっとして その内容をメモしはじめた
シャークん
シャークん
スマイル
スマイル
スマイル
シャークん
スマイル
スマイル
シャークん
スマイル
手を差し出されて シャークんはメモ帳を渡した
するとスマイルは ダイナマイトの絵を描いた
スマイル
シャークん
スマイル
シャークん
シャークん
スマイル
シャークん
シャークん
スマイル
スマイル
シャークん
シャークんは目を細めた
スマイル
シャークん
スマイル
シャークん
シャークん
スマイル
シャークん
スマイル
スマイル
スマイル
シャークん
シャークんはスマイルの手を握ると 聴覚を絞った
スマイル
遠くの音が聞こえなくなって スマイルはシャークんを見つめた
シャークん
スマイル
スマイル
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
スマイル
シャークん
シャークん
スマイル
シャークん
シャークん
シャークん
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
シャークん
スマイル
スマイル
直球で言われて シャークんは口を噤んだ
シャークん
スマイル
シャークん
シャークん
シャークん
スマイル
シャークんの家族は 数多く存在する
そのうちの誰かが 犠牲になったのだろう
シャークん
スマイル
シャークん
スマイル
スマイル
スマイル
シャークん
スマイル
シャークん
シャークんの頬に 冷や汗が伝う
シャークんはレッグホルスターの ナイフに手をかけていた
スマイル
シャークん
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
シャークん
スマイル
シャークん
シャークん
スマイル
シャークん
スマイルは目を見開くと
繋いでいた手を ぎゅっと握りしめた
シャークん
スマイルの感覚が共有されて
怒りの感情と共に 強烈な痛みが襲ってくる
シャークん
なんとかシールドを構築して ケアに集中したが
スマイルからそれは 拒絶された
シャークん
スマイルのシールドだ
強固なそれはいとも容易く シャークんのシールドを破壊した
シャークん
スマイル
シャークん
スマイル
スマイル
シャークん
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイルははっとして 後ろを振り返ると
シャークんの腕を離した
シャークん
全身を突き刺す感覚が シャークんの肌に残っている
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
シャークん
シャークん
スマイル
二人は来た道を戻り始めた
森の入り口まで来ると スマイルは足を止めた
スマイル
シャークん
シャークん
スマイル
シャークん
シャークん
スマイル
シャークん
スマイル
シャークん
シャークん
シャークん
シャークんはそう言うと 一人で森の中に戻っていった
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイルにはもう帰る場所なんて どこにもない
スマイルはその場に佇んだまま シャークんの帰りを待ち続けた
シャークんはスマイルから 仕入れた情報を元に
三人を生け捕りにした
これならスマイルも 文句は言わないだろう
無線で仲間の迎えを呼んだ
座標も送ったのでこの三人は すぐに回収されるだろう
シャークんはスマイルを探しに 森の入り口まで戻ったが
スマイルはどこにもいなかった
シャークん
少し周辺を歩くと シャークんはタイヤ痕を見つけた
シャークん
それに続く複数の足跡と 小さな足跡
スマイルの足跡に間違いない
シャークん
シャークん
シャークんはすぐに 無線で仲間に知らせた
車に乗せられたスマイルは おとなしく後部座席に座っていた
野良センチネルと 間違えられたらしく
おとなしくついてこいと 脅された
二人組の男で 片方はガイドらしい
どこに連れていかれようが どうでもよかった
シャークんにも捨てられた今
スマイルにはもう帰る場所など どこにもない
スマイル
空き家らしい場所に着いて
スマイルはそこの一室に 閉じ込められた
今日はここで 一夜を明かすらしい
スマイル
スマイル
あの三人は既に 殺されてしまったのだろうか
殺されてしまったのだろう
シャークんはあんなに 初任務を成功させるのだと
息巻いていたのだから
誘拐犯のガイドは スマイルをケアしようとしたが
やはり相性が悪かったのか 何もされなかった
スマイルは長い夜が 明けるのを待っていた
すると――
聞き慣れた声が聞こえた
ロウ――
スマイル
きこえてるんだろ?
スマイルは聞こえた声に 顔を上げた
いまからなかまがそこに とつにゅうするから
おまえはゆかにねころがれ
おれはあとからいくから
おれがいくまで ねころんでろよ
スマイル
恐らく外からは 中の様子がわからないから
巻き込まれないように 床に横になれと言ったのだろう
スマイルはその指示に従い
床に横になった
すると程なくして――
室内が騒がしくなった
ドキドキと心音が鳴って
スマイルの感覚が 徐々に開いていく
スマイル
肌を刺す痛みが――
銃声が――
硝煙の――
みつけた――
両耳を塞がれて
スマイルの感覚が 徐々に閉ざされていく
スマイル
シャークん
シャークん
スマイルは起き上がって シャークんを見つめた
スマイル
シャークん
スマイルがシャークんに手を伸ばすと シャークんはその手を握った
ぽろぽろと涙が零れて
スマイルは泣きじゃくった
スマイル
シャークん
すると何故かシャークんも わんわんと泣き始めて
二人は泣きながら 床に座り込んで
痛いほどに 手を握り合っていた
泣き疲れた二人は そのまま眠ってしまい
シャークんの仲間の手で 二人は組織まで護送された