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彼女に怪我させてしまったお話

第8話 - イヌピーver.

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2022年01月08日

#東京リベンジャーズ夢小説

#東リべ

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#東京リベンジャーズ

#東京卍リベンジャーズ

ゆめぴりか

○○ちゃんとイヌピーは違う学校で、いつもどちらかがお互いの中学校に行き共に下校しています🏫

正門を出て当たりを見回しても彼の姿が無かったので、彼の中学校にやってきた

"美男美女の仲良しカップル"と巷では噂されており、色んな人達にチラチラ見られソワソワする

○○

(遅いなぁ～)

いつもより遅い彼の登場に待ちくたびれてしゃがみこんでいると 1人の女の子がこちらに向かってきているのに気がついた

👧🏼

あの、○○ちゃん？ですよね！

○○

はい！どうかしましたか？

👧🏼

乾くん、さっき校門出ていきましたよ？

👧🏼

"女の子と一緒に"

○○

え…？

私を置いて既に校門を出てしまっている事にもびっくりしたが、1番気がかりだったのは

○○

女の子と…？

👧🏼

はい！背が小さめの女の子と！

○○

……そうですか。

👧🏼

では私はこれで！

○○

ありがとうございました…！

私以外の女の子と…。

中学校に背を向け走り出す。

○○

(浮気って決めつけちゃダメよね…！)

○○

(まずは本人に聞かないと。)

居そうな場所を手当り次第探したが、一向に見つからない。

今日は諦めようかな。なんて思いながら住宅街をうろちょろしていると

○○

…！おーい！！イヌピー！って…え？

話で聞いていた特徴と全く同じ女の子の手首を掴んでいる彼の姿。

👩🏼

……？

○○

…(目、合ったな。)

私の存在に先に気がついたのは女の子。

イヌピー

…？あ！○○

○○

っ、、最低。

イヌピー

ちょっ！！！

この場を去ろうとすると、彼が私の腕を掴んで離してくれない。

○○

離してよ…！！！

イヌピー

…やだ。

離して欲しくて暴れる私に眉を顰めてみせる彼。

○○

、、最低だよ。

イヌピー

え、、？

○○

彼女の私を放っておいて女の子と帰宅？

イヌピー

これには訳が…！

○○

言い訳なんて聞きたくないよ！！

声を荒らげてそういうと、目を見開いて黙り込む彼。

イヌピー

、、、、

○○

離して。

イヌピー

嫌だって。

○○

離、して！！

○○

ｷｬｯ！

イヌピー

○○！？

ﾄﾞﾝ

2人で引き合っていたお陰で釣り合っていた力だったが、彼の手が離れたので、一気に力がこちらに傾き尻もちをついてしまう。

そして、その衝撃で頭が電柱にぶつかり、酷く痛む。

○○

痛、、、

イヌピー

大丈夫か！？

○○

大、丈夫だから！

手を差し伸べてくれている彼を無視して急いで家に向かった。

👩🏼

青宗！

イヌピー

ん？

👩🏼

今日一緒に帰って欲しいなぁって！

イヌピー

え？

イヌピー

あぁ、ごめん ○○と帰るから、、

👩🏼

今日ぐらい良いでしょ？

👩🏼

ね？お願い！！

イヌピー

………わかった。

👩🏼

ありがとう！！

○○と帰りたかったが、断れきれずに、一緒に帰ることになってしまった。

イヌピー

………

👩🏼

………

帰り道、特に話すことも無く気まずい時間が流れる

が、それを絶ったのはこいつだった。

👩🏼

ねぇ、青宗

イヌピー

ん？

👩🏼

私さ。青宗の事、その、、好きなんだよね

イヌピー

…え？

👩🏼

○○ちゃんが居るのも分かってるし、叶わない恋って分かってるんだけど…

イヌピー

……ごめん

👩🏼

…うん、知ってるよ。笑

イヌピー

それだけ？俺、○○の所行かねぇと

👩🏼

ちょっと待ってよ！

イヌピー

…なに？

👩🏼

ハグ…

イヌピー

は？

👩🏼

ハグだけして欲しい…そしたら諦めるから、、

イヌピー

え？ちょ、それは流石に無理だ。

👩🏼

お願い…

しつこくハグをせがんでくる👩🏼

離れて欲しくて、手を掴み引き剥がそうとしていると

👩🏼

………？

イヌピー

どこ見てんだよ…？あ！○○

👩🏼の見ている方に視線を移すと ○○が居た

○○

っ、、最低。

イヌピー

ちょ！！！

咄嗟に👩🏼の手を離し○○を掴む

○○

離してよ…！！！

イヌピー

…やだ。

離して、と、暴れる○○にそんなに離れて欲しいのか。と眉を顰める。

○○

、、最低だよ。

イヌピー

、、え？

○○

彼女の私を放っておいて女の子と帰宅？

イヌピー

これには訳が…！

○○

言い訳なんて聞きたくないよ！！！

声を荒らげてそういう○○にびっくりし声が出ない。

イヌピー

、、、、

○○

離して。

イヌピー

嫌だって。

○○

離、して！！

○○

ｷｬｯ！

再度暴れる○○の手をツルッと滑り離してしまう

イヌピー

○○！？

ﾄﾞﾝ

何かがぶつかる鈍い音が聞こえ視線を下に移すと頭を抑えて痛がっている○○

○○

痛、、、

イヌピー

大丈夫か！？

○○

大、丈夫だから！

○○は差し出す俺の手を見えていないかのように無視し急ぎ足で去っていった。

👩🏼

青宗…？

イヌピー

、、まだ居たのか。

👩🏼

だ、だって、、

イヌピー

無理なのは無理だ！

イヌピー

…二度とあんな事させないでくれ。頼む。

👩🏼

っ…わかった。

👩🏼の顔は見ず、足早に俺も家に向かった。

○○

痛たた、、、

帰宅し、親に一通り手当をしてもらった

○○

…イヌピー。

1人になり、急に事の大きさに気がついてしまう。

○○

(もう大好きだった笑顔をそばで見れないのかな。)

○○

(私はただのお遊びに過ぎなかったのかな。)

なんて、考えているうちに溢れ出る大粒の涙。

決めつけては行けない。そう思いながらもどこか"浮気されてるのでは"とチラついていたが故のこの結果。

食らったダメージは相当大きかった。

○○

立ち直れるかな、、、ｸﾞｽｯ

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

○○

(誰だろ。)

様子を伺っているとママが部屋にやって来た。

ママ

○○？乾くんが来てるわよ

○○

…放っておいていいよ。

ママ

え？

○○

いいから。

ママ

そう、。

居留守を使い帰ってもらおうと思っていたが

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

○○

、、

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

○○

…はぁ。

いつまで経っても帰る様子が伺えないので、仕方なく出ることに。

ｶﾞﾁｬ

イヌピー

！！

○○

、なに？

イヌピー

○○！怪我大丈夫か！？

○○

私なら大丈夫。それだけ？

○○

じゃあ、帰っt

イヌピー

誤解なんだよ！

○○

…え？

○○

どういうこと？

イヌピー

あいつは.........

あの女の子は幼馴染で告白をされたが断っていたこと、その際にしつこくまとわりつく女の子を引き剥がそうとしていたと言うこと。

全てを聞いた私は

○○

そうだったんだ、、

イヌピー

誤解を招くようなことして悪かった。

○○

こちらこそ勝手に怒ってごめん。

イヌピー

…仲直り？

○○

うん。笑

包帯が巻かれた頭を割れ物を扱うかのようにして優しく撫でるイヌピーでした‪𓂃 𓈒𓏸໒꒱

𝑒𝑛𝑑

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イザナ…

ゆめぴりか

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