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目が枯れるまで泣いた
ずっとずっと
溺れてしまいそうなくらい
4月
入学式
一人だった私のに声をかけてくれたのは君だったね
6月
君の誕生日
「おめでとう」その一言で、君は喜んでくれた
12月
クリスマスパーティー
プレゼント交換で、君はマグカップをくれたっけ
1月
初詣
霜焼けができたんだ。だけど君の手袋があったかくて
4月
クラス替え
君とは離れたけど、隣からいつも君の笑い声が聞こえるよ
これからも、ずっと、ずっと、一緒にいようね
6月
君は倒れた
心配、大丈夫かな、どうしよう、どうしよう
8月
君の手が震える
握っても
握っても
握っても
握っても
震えてる
君の手が震えなくなった
治ったの?
また遊びに行こうよ
ほら、夏休みには海に行こう
君が大好きな海
砂浜で、お城つくってさ
ねぇ
ねぇ!
笑ってよ
いつもみたいに
笑って...
お願い
目を開けて
お願い
君のお母さんが泣いてる
みんな泣いてる
なんで大人が泣いてるの
黒い
黒い
どこを見ても黒い服
君のお母さんが手紙を見せてくれた
涙がでる
よんだら
涙が
涙が溢れてくるんだ
そう
そっか
君には病気があったんだね
わたし
気づかなくて
気づかなくて
その時私は初めてないた
泣いた
泣いた
泣きすぎて
もう泣けなくなった
さようなら
また会おう
いつか
どこかで
ありがとう
大好き
今も
ずっと
永遠に