助手
どうしたんですか?あからさまに困ったような顔して
博士
解る?
助手
後々めんどうなので触れてみました
博士
だよね
助手
で?
博士
瞬間移動ってあるでしょう?
助手
瞬きの間に移動ですか?
博士
ま・・・そんな感じ
助手
移動できるんですか?
博士
いやね、移動する速度ってあるでしょう?
助手
はぁ?
博士
見えないくらい速く移動するわけでしょ?
助手
まぁ
博士
その状態ってなにがおきると思う?
助手
光速ですか?
博士
そこまでいったか
助手
まぁ、音速で動き出して止まる、までが人間にできるとは思いませんよ
博士
でしょう?たとえ音速で動けたとしても眼球とか潰れると思うの
助手
確かに脳や内臓も保護できそうにないですね
博士
でしょう?
助手
ムリっぽいですね
博士
物体を移動させる装置があるとするでしょう?
助手
それば・・・A地点で分解してB地点で再構築するとかそういう・・・
博士
まぁ、そんな感じ
助手
それなら、まぁ瞬間移動になりそうですが・・・
博士
でも生体って行けるのかなって
助手
たしかに、生体を分解と再構築ができたとして、記憶とかどうなるんでしょうね?
博士
あ・・・たしかに
助手
生体が移動できたとして記憶が移動できるかどうか・・・
博士
移動先に空っぽの人間ができるかな?
助手
カオスですね
博士
・・・だね
助手
さてと・・・飲みに行きますか?
博士
うん
助手
今日は
博士
なぐさめてくれないの?
助手
しょうがないですね
博士
・・・やさしくしてよね
助手
さて、どうしましょうかね
うとうとしながら目をあけた
博士
あれ?こっち側にいた?
助手
長い瞬きの間に・・・
博士
・・・そっか
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