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あおは毎朝決まった時間に起きトルテと朝食をとっていた
あお
トルテ
あお
トルテ
あお
ある日の午後。
トルテは保存食の確認をすると言って小屋の裏にまわっていた。
あおは1人、森の小道をのんびり歩いていた。
あお
あお
そんなことを呟きながら、小さな木の実を拾っていたとき――
蓮
あお
あおが顔を上げると、そこには見知らぬ大人の男がいた。
穏やかな笑顔。柔らかそうな黒髪。
蓮
あお
蓮
あお
蓮
あお
蓮
男は優しく微笑む。
蓮
あお
その時だった。
トルテ
森の奥から、静かに足音を鳴らして、トルテが現れた。
その目は、いつになく鋭い。
トルテ
蓮
蓮
トルテ
あおは戸惑いながらも、トルテのそばにぴたっとくっついた。
あお
蓮
トルテはあおの前に出て、やや低く、静かな声で告げる。
トルテ
蓮
トルテ
しばらく沈黙が流れた後、蓮はふっと笑った。
蓮
トルテ
蓮
あお
蓮は背を向け、森の奥へと消えていった。
あお
あお
トルテ
あお
トルテ
その夜、トルテはしばらく黙ったまま、 いつもより少しだけ、あおの側にいる時間が長かった。