紫耀side
‘‘私、紫耀と離れたい,,
自分勝手な行動で○○を傷つけてしまった その代償はあまりにも大きすぎた。
泣きながら離れたくないと 絶対に別れない!とすがったけど ○○は泣きながら、ごめん、、と言うだけ。
紫耀
紫耀
○○は黙ったまま泣いていた。
涙が止まらない。
○○を失うことが怖い。
わかってる。 自分が悪いことは、、。
それでも何度だって言う。 別れたくない、離れたくないと、、
紫耀
○○
紫耀
○○
小さな声を振り絞ってそう言って くれたけどそれは○○の優しさだった のかもしれない。
1番大切な人を大事にできなかった。
今さら気づいても遅い。 泣かせてばかりでごめん、、。
こんなに好きな人、 忘れられるわけないよ、、。
世界で1番愛おしい人は 俺の前から去っていった。
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○○side
世界で1番愛おしい人から 私は離れてしまった。
1番大切な人の言葉を 私は信じることができなかった。
こんなに好きになれる人は もう2度と現れない。
紫耀と離れてからの日々は そこに色がないような感じがして 無気力でしかなかった。
きっと時間が解決してくれると思っていたのにいくら経っても忘れてさせては くれない。
ただただ紫耀への想いを 募らせるものだった。
紫耀と別れてから 何度か連絡が来ていたけれど 私は返事をしなかった。
そんなことを繰り返していたら 紫耀から連絡がくることもなくなった。
ただ、どんなに忘れようと努力しても テレビや出かけた先々で紫耀の姿を 目にしてしまう。
最初はどうにか見ないように避けていた けれど彼の人気には到底敵わなくて 嫌でも目に入ってしまう。
けれど笑顔で頑張っている元気な姿を見たとき、私は凄く嬉しかった。
画面越しだけど大好きな人が 笑っていたから。
でも、本当はただ寂しかった、、。
紫耀に会いたくて会いたくて 仕方ない。
恋しくて涙が出る。
でもそんなの自分勝手すぎる。
私から別れを告げたのに 今さら会いたいなんて言えない、、。
携帯には今日までずっと消せなかった 紫耀の名前。
何度も消そうとしたけど どうしても消すことができなかった。
私は自分から紫耀の手を 話してしまった。
今さらどうしようもないことも わかっているのに、、。
紫耀に会いたい、、
紫耀の声が聞きたい、、
コール音が鳴った瞬間 自分がかけていたことに気づいた。
我に返って慌てて電話を切った。
私は何をやっているんだろう、、
自分の馬鹿さ加減に呆れる。
身勝手な自分の行動に情けなくなる。
どうしよう、、。
なんで電話なんかして しまったんだろう、、、。
後悔しかない、、。
その時、携帯が鳴った。
そっと画面を見ると そこには大好きな人の名前があった、、。
紫耀、、
画面に映る紫耀の名前が だんだんと涙でぼやけていくのが わかった。
つづく
コメント
8件
こんにちは🙈 無言フォローごめんなさい🙏🙏いきなりなんですが、この話大好きで、好みがあいすぎるんですよ🤦🏻♀️💭これからも頑張ってください✊🏻🌟
やばい楽しみ過ぎます(*´`)♡
めっちゃ最高です!ありがとうございます😊続き待ってます!