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神宮寺先生からのご褒美♡   (リクエスト)

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神宮寺先生からのご褒美♡ (リクエスト)

1 - 神宮寺先生からのご褒美♡ (リクエスト)

♥

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2020年11月16日

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お母さん

……………(^ω^╬)

お母さん

麻由………

麻由

は……はい……

お母さん

このテストの点数は一体何なの?

麻由

えっと………

お母さん

高校生にもなってこんなテストの点で恥ずかしいと思わないの?

麻由

思います………

お母さん

はぁ……どうしよっかな……塾に行ってもあんまり効果なかったしな

お母さん

あ、そうだ!家庭教師さんに教えて貰ったら勉強もはかどってやりやすくなるんじゃないの?

麻由

え!?いいよ〜。自分で勉強できるから!

お母さん

出来ないから言ってるんでしょうが!

お母さん

とにかく、家庭教師さん呼ぶから。ちゃんと言うこと聞いて勉強しなさい。

麻由

はい………

1週間後……

ピーンポーン……

お母さん

はいは〜い。

勇太

失礼します。遅くなってしまって申し訳ありません。

お母さん

あらまぁ。すごくイケメンですね…

勇太

あははっ。そうですか?ありがとうございます

お母さん

娘は2階で勉強してると思うので、世話が焼ける人ですが、どうかよろしくお願いします。

勇太

分かりました。

コンコン………

麻由

はい………

勇太

麻由ちゃんかな?

麻由

(え……めっちゃかっこいい…)

麻由

(……じゃなくて)

麻由

あ、はい。

勇太

今日からよろしくね。

麻由

お願いします。

麻由

(やばい、結構緊張する……)

勇太

まず、分からないところとかあるかな?

麻由

分からないところ……

勇太

う〜ん……急に言われてもわかんないか……

勇太

じゃあ、僕が作った小テスト解いてくれる?

麻由

はい。

数分後……

麻由

解けました……

勇太

どれどれ。……

勇太

あー、文章問題系が苦手だね

勇太

ほら、テストすることで分からないところがすぐに見つかる。

勇太

だから、テストって面白いんだよ。

麻由

そうなんですね……

麻由

神宮寺……先生?でしたっけ?

勇太

そうそう!覚えてくれたんだ

麻由

はい。かっこいいお名前ですねフフッ

勇太

笑笑 ありがとう

麻由

(笑ってくれた……)

麻由

(なにこのドキドキは………)

麻由

(なに……もしかして……恋してるの?)

私は神宮寺先生に一目惚れしていた。

次の日

勇太

麻由ちゃん!こんにちは

麻由

あ、神宮寺先生。こんにちは

勇太

今日も頑張ろっか。

麻由

あの……先生

勇太

何?

麻由

1つ相談したいことがあるんですけど……

勇太

うん?

麻由

その……教師と生徒は付き合ったらダメなんですよね?

勇太

う〜ん……まぁ、そうなるね……

麻由

神宮寺先生は彼女とかいるんですか?

勇太

え…いないけど……

勇太

なに……もしかして、俺のこと好きとか?んなわけないな笑 ごめんね

麻由

いえ……本当のことですから

勇太

え………本当って……

勇太

ええぇ!麻由ちゃん俺のこと好きなの?

麻由

コクッ…………

勇太

マジか………

麻由

神宮寺先生が私の部屋に入ってきた時からもうドキドキしてました……

勇太

一目惚れじゃん……俺に一目惚れしてくれる人なんていたんだ。嬉しいなフフッ

麻由

なんか……ごめんなさい……

勇太

ううん。全然大丈夫だよ。

麻由

じゃあ、今日の課題を………

勇太

ねぇ、麻由ちゃん?

急に先生は私の耳元に顔を近づけて低いトーンで喋ってきた。

勇太

次の小テストで満点とれたら、俺からご褒美あげるね

麻由

え…………

私はその言葉を頭に焼き付けて、次の日から猛勉強をした。

麻由

ご褒美か………何してくれるのかな?

麻由

まぁ……そんな激しめのじゃないと思うけど……

麻由

ハグとかかな?

私にしては初めての恋だったのでワクワクが止まらなかった。

次の日

勇太

小テスト始め!

神宮寺先生の合図とともに、30分間のテストが始まった。

勇太

凄い!満点だよ!麻由ちゃん

麻由

ほんとですか!

勇太

やればできるじゃん!

勇太

じゃあ、約束通りご褒美あげる!

麻由

ドキドキッ………

勇太

じゃあ、麻由ちゃん……目瞑って?

麻由

あ、はい………

麻由

(え……目瞑ってだって。もしかして…キス!?)

私は、いろんな妄想をしながら目を瞑っていた。

勇太

ちょっww麻由ちゃん目固くつむりすぎだよ

麻由

あ……なんか緊張しちゃって

勇太

笑笑 そんなに?

麻由

はい!こんな綺麗なお顔が目の前にあったら誰でも緊張しますよ!

勇太

笑笑

勇太

あ、目瞑ってって言ったのはやっぱり嘘!

麻由

あ……ですよね(^_^;)…ァハハハ…ハハ…ハ…(何勝手に妄想してるのよ……恥ずかし)

勇太

麻由ちゃん!おいで〜

神宮寺先生は大きく手を広げた

麻由

へ……いいんですか?

勇太

もちろん!

勇太

麻由ちゃんがテスト頑張ったご褒美だよ!おいで

麻由

じゃあ……お言葉に甘えて⸝⸝⸝⸝

私は、迷わず神宮寺先生に抱きついた。

服の柔軟剤の匂いかとても安心する。

勇太

麻由ちゃんそこで寝ないでね?笑笑

麻由

寝ませんよ( ˘•ω•˘ )

神宮寺先生を見上げるようにして少し眉間を寄せて怒ったふりをした。

勇太

フフッ………もう可愛いな…………

チュッ…………

麻由

え…………

勇太

これが本当のご褒美♡

麻由

〜〜〜〜〜!!!!!!!!!♡♡♡♡

声にならないくらいの悲鳴をあげて、神宮寺先生の胸に顔を埋めた。

勇太

麻由ちゃん。出会ってめっちゃ早いかもしれないけど、付き合っちゃう?

麻由

えぇ!!!いいんですか?

勇太

いいじゃん!付き合っちゃお!麻由ちゃん可愛すぎるし。取られたくないし。

勇太

今のうちに麻由ちゃん取っておく!付き合お

麻由

……はい!!!

私の先生は今では彼氏になりました。

~END~

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