それからはまたいつも通りの 日々を過ごしていた
多少ぎこちなさはあるものの みんな変わりなく接してくれている
僕も時を渡り、困っている人々を 助ける日々を送っていた
姉
いつの日だったか、 お姉ちゃんがそう聞いてきた
宇宙
忘れられるのは辛い
宇宙
宇宙
そんな考えが顔に出ていたのか お姉ちゃんは僕を抱きしめた
姉
宇宙
ある日、時を渡っている時のこと
時の狭間から落ちてしまった
幸か不幸か、すぐに戻って来れた
そしてその日を境にまたしても 異変が起こった
関わった人達全ての人が僕に 関する記憶が無くなってしまった
そして今度は
姉
宇宙
お姉ちゃんも、僕のことを忘れていた
姉
宇宙
宇宙
姉
宇宙
宇宙
そしてある事に気づいた
前と違い、関わった人達は1年経てば記憶がリセットされる事に
僕が誰かを話すと納得してくれるが、 謝られるのは居心地が悪かった
だから最初は元気に、 気丈に振る舞っていた
でも、誰もが知らぬ顔を するのは慣れなくて
宇宙
宇宙
宇宙
宇宙
宇宙
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