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体育館の中は、二学期最後の式典で少しざわついている。 生徒たちは制服を正し、先生方も席についている。 壁には、季節の花飾り。外には秋風が舞っている。
先生
ルカはステージに立つ。 いつもの赤青紫の瞳が、ちらりと紫を含む。 深呼吸して、ステージのマイクに向かう。
ルカ
小さな声で始める。 でも次の瞬間、マイクを通して体育館の端々まで届く声に変わる。
ルカ
みんな
ユウとデイモンは手を叩き、 アリアは少し緊張しながらも、微笑みを隠せない。
ルカ
ルカ
ステージで軽く頭を下げるルカ。 目は笑っているようで、紫の光がちらりと揺れる。
場は一瞬、静寂に包まれる。 その後、歓声と拍手が巻き起こる。
ユウ
デイモン
ルカ
先生
拍手が鳴り止まない。 ルカは深く頭を下げる。 その表情は……一瞬、普通の悪魔に戻ったようにも見えた。
でも、月の影がどこかに潜んでいる。 ルカの紫の瞳が、光の中でちらりと揺れる。
アリアは、少し離れた席からその様子をじっと見つめる。 みんなは無邪気に拍手を続ける。
ルカ
教室中の空気が、やわらかく温かくなる。 その瞬間、ルカは心の奥で、ほんの一瞬だけ笑った気がした。
学院からの帰り道。
ユウ
デイモン
二日目
街に初雪。
ルナ
ユウ
デイモン
雪玉が飛ぶ。 ルカの顔に直撃。
ルカ
ルナ
アリア
ルカ
四日目
大掃除!
ユウ
デイモン
アリア
ルカは黙々と片付ける。
レン
ルカ
ルナ
ルカ
六日目
ストーブ前。 ホットココア。
ルナ
ユウ
デイモン
アリア
ルカ
ルナ
レン
八日目
生徒会室。 書類の山。
ユウ
ルカ
アリア
ルカ
十日目
屋台、灯り、音楽。
ルナ
ルカ
レン
デイモン
ユウ
アリア
ルカ
十四日目
シェアハウス、静かな夜。
ルナ
ユウ
デイモン
ルカは窓辺で月を見る。
ルカ
アリア
ルカ
それは、はっきりした本音。
シェアハウス 目覚ましが鳴る。
ルカ
――止める。 一瞬、ぼんやり天井を見つめてから、
ルカ
その声は、 ちゃんと“面倒くさそう”だった。
ルナ
ルカ
ルナ
ルカ
ルナ
ルカ
バタバタ去っていく足音。
ルカは少し首をかしげて、 胸元に手を当てる。
ルカ
重くない。 空っぽでもない。 ただ―― ちゃんと“朝”だと思える。
ユウ
デイモン
アリア
ルカは一歩後ろを歩いていたが――
ユウ
ルカ
ユウ
デイモン
アリア
アリアは、じっとルカを見る。
ルカ
アリア
でも、少しだけ安心した目。