そう言って私の目の前に現れたのは

一年前に死んだ彼氏だった。

美咲達は抱きしめ合いながら

笑いながら泣いた。

それから数百年後。

親とはぐれてしまった美衣奈。

前方から男の子が歩いてくる。

美衣奈はその男の子に見覚えがあった

後から分かったことだが

その男の子のお母さんと私のお母さん が幼なじみだったことが分かって、

その男の子の家は私の家の隣だった。

湊と出会った私は5歳のときで、

湊は6歳。一つ年上でした。

それから15年後。

今日は美衣奈と湊の結婚式です。

美衣奈はお姫様抱っこされながら

2人は互いの輝く薬指を見せあった。

2人は過去の記憶を取り戻していた のだった...。

～完～