気まぐれsxxn短編集

ワンクッション

⚠️注意⚠️ CP赤水 skfn様の二次創作です 本人様と関係は一切ありません この物語はBL要素が入ります 地雷の方や、BLやnmnmなどが分からない人は今すぐこの小説を閉じましょう

なつくんを見ていたら突然当てられてしまった

こさめはなつくんのことが好きだ

どこが好きかって？

そりゃもう全部だよ

キーンコーンカーンコーン

ありがとうございました

なつ先生はみんなの先生だから

こさめだけが名前呼び、なんて出来ないよね…

なら、生徒じゃなくなったら呼んでくれるでくれるかな？

気づかれてるなんて知らなかった…///

付き合ってるかと思うでしょ？

でもね、こさめたち付き合ってないんだよ

なつ先生は先生で

こさめは生徒

ただそれだけ

それだけなのに、

分厚くて、硬い

1年生の頃から好きだった

こさめ、もう3年生だよ

なつ先生はこさめのこと子供だと思ってる

もうこさめ高3だよ

なつ先生からしたら、こさめは子供なんだ

もっと好きになっちゃうよ

なつ先生はこさめのこと意識してないんだろうな…

だってこさめは

ただの生徒なんだから

なつ先生からしたら、こさめは沢山いる生徒の中の一人に過ぎない

なつ先生の特別になりたい、なんておかしいかな、

だって、気持ちを伝えることすら出来ない

卒業式が終わった

もうなつ先生に会えないと思うと、寂しい…

最後に笑顔でさよなら、言わないとね

ガラガラ

今一番会いたくて

会いたくなかった人、

だから一番会いたくなかったんだ

なつ先生から離れて、ちゃんと息を吸って

「好きだよ、先生」

放った言葉

なつ先生の驚いた顔

でも

こんなに優しくされちゃってさ

「好き」って気持ち

溢れちゃって

なつくんにはまだまだ適わなさそうです…//

『好きだよ、先生』