美月
おまえさ、もう大人なんだから
美月
就職考えなよ。
律
いや…でも…
美月
なに?
律
おれ、前の「道端に軍手落とす仕事」も
くびになってんだよ?
くびになってんだよ?
美月
大丈夫、あんたはやればできるから。
律
そんなこと…
美月
いまみつけてきた、この
「靴下を裏返す」ってしごと、
あんたならできるよ。
「靴下を裏返す」ってしごと、
あんたならできるよ。
律
そんな…無理だよ!
美月
どうして?
律
だっておれ、みんなより魔力だってすくないし、
運動もできないし、
運動もできないし、
美月
そうだね、あんた、今度の魔法実技試験だいじょうぶ?
律
みんな魔力値320超えてるのに
おれは200すら行ってないんだよ?
おれは200すら行ってないんだよ?
美月
そっかあ、
律
おれには、、、
必須魔力値が低いような、
推定1ランクのクエストしか行けないんだ
必須魔力値が低いような、
推定1ランクのクエストしか行けないんだ
美月
でもさ、もうちょっと努力した方がいいんじゃない?
律
もうしたさ!
律
した結果がこれなんだよ!
美月
そんな怒らないでも
律
おれには、何も出来ないんだ
奏太
お前ら何言ってんの?ゲームの話?