テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
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わたしは神代咲。中一。ゲームが大好きだ。
咲
やる気のない声でつぶやいた。
いそいそと宿題を終わらせて、スマホゲームをしたいのだ。
咲
スマホの電源を入れ、パスワードを入力する。
咲
「アプリB」という、Bがでかでかと描かれたアプリがあった。
消そう、と思ったその瞬間。
咲
スマホが手から落ちてしまった。
慌てて受け止めようと思った、そのとき―――――
咲
間違って、「アプリB」のアイコンを押してしまった。
咲
スマホの画面が光った。
咲
目が覚めると、自分の体が浮いていた。
咲
しかも、あたり一面、真っ白だった。 どこまでも、この空間が続いているようだった。
??
咲
??
咲
ゲームでよく使っているニックネームを打ち込む。
??
長いポニーテールと、様々な花があしらわれた黒いドレスが特徴的な、 わたしにそっくりのアバターが画面に表示された。
??
咲
未だに状況が呑み込めてないのに…!
気が付くと、わたしはあのアバターになっていた。
??
咲
サラ
眼鏡をかけ、たくさんの手があり、三つ編みの真面目そうな アバターが話しかけてきた。
咲
サラ
サラ
咲
エゴ
長袖のゆったりとしたシャツを着た男っぽいアバターが喋りだした。
エゴ
咲
エゴ
あきれたような表情で、エゴは話した。
咲
エゴ
カイト
パーカーに、ヘッドフォンを付けた背の低い男の子。
モノクロ
恥ずかしがり屋っぽい、白黒の制服っぽい服をきた女の子…のような、 男の子のような子だった。
咲
そうして、これから私のよく分からん生活が始まる…(?)