主
そこには誰もいないぞ?
ひなた
草太
ひなた
ひなた
草太
ひなた
葵
ひなた
葵
葵
ひなた
草太
葵
ひなた
葵
ひなた
ひなた
葵
ひなた
草太
ひなた
草太
ひなた
草太
草太
草太
ひなた
草太
ひなた
そう言って、私は病院を後にした
葵
葵
草太
草太
葵
葵
草太
葵
草太
葵
草太
葵
草太
草太
葵
草太
草太
草太
葵さんの事が〝好き〟です
葵
草太
草太
葵
草太
〝好き〟と言ってくれた
その言葉を発した瞬間
空いていた窓から優しい風が吹いてきた
その風と同時に、 俺の目の前にいなかったはずの人間が 現れた
草太
葵
草太
葵
葵
草太
葵
葵
草太
俺はふと気づいた
視界が滲んでいる
目の奥が熱い
もしや、泣いているのか……?
葵
草太
草太
草太
草太
葵
草太
葵
葵
草太
草太
草太
葵
葵
草太
葵
葵
葵
と、言いかけた時に、 葵さんは俺に抱きつき、こう言った
葵
俺の目はまた滲んでいて、熱かった
草太
俺はその背中を強く抱き締めた
その瞬間、〝人の〟温もりはなくなっていた
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