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どさっ
瑞希
ふ〜…今日も疲れたな、
瑞希
あはは、お姉ちゃんが帰ってきたら…何か変わるかな
瑞希
せめて、学校だけでも…行けるようになるかな
『何でお前そんな格好してんの？』
瑞希
あ……、
『気持ち悪い。近付かないでよ』
瑞希
ｯ……
『変だよな〜アイツ』
瑞希
ｯあ……！
絵名
『＿＿瑞希』
瑞希
え……
瑞希
絵名…、？
絵名
『アイツらの言う事なんか気にしなくていいんだから』
絵名
『ね？分かった？』
瑞希
ｯ……！
（ 涙溢
（ 涙溢
そうだった、
君だけはいつもボクに優しくしてくれた
瑞希
ｯ…えな……、
瑞希
何で…君は……、
瑞希
（ 目閉
今でも鮮明に覚えてる、あの日
あの日はボクらの運命を変えたんだ
絵名
瑞希……ごめん、
瑞希
ｯ…嘘だよね……？
瑞希
絵名…ねぇ……！！
瑞希
お願い、嘘って言って…！
絵名
……ごめん、
瑞希
ヤダ、ヤダよ…絵名……
現実が受け入れられなくて
何で神様は意地悪なんだろうって
何で神様はボクに苦難を与えるんだろう
って
ずーっと思ってた
瑞希
ｯ……絵名…どこにも行かないでよ…
瑞希
これから先もずーっと一緒に居てよ…！
絵名
……それは、出来ない…
絵名
ごめん…瑞希……
絵名
私は…、
絵名
……
瑞希
ｯ…
瑞希
約束、守ってくれないんだ…
絵名
ｯ…ごめん、ごめん…
絵名
私も、嫌だ…
絵名
でも、でも……！
絵名
ｯ…ゴホッ、ｹﾞﾎｯ、
瑞希
…絵名、？
絵名
ｺﾞﾎｯ、ｺﾞﾎｯ
瑞希
絵名……！！
瑞希
大丈夫！？ねぇ、嫌だ嫌だ…
目の前で血を吐く彼女を
苦しそうにしていた彼女を
ボクは、見てる事しか出来なかった
瑞希
ねぇ絵名……！
瑞希
やめて、ねぇ…！！
絵名
ごめｯｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ、…み…ずき……、
瑞希
しゃ、喋らないでいいから…！
絵名
すきだよ……
瑞希
え……
瑞希
ｯ……！
瑞希
はぁ、はぁ…
瑞希
夢、か……
瑞希
……
瑞希
絵名…ボクもすきだよ……
瑞希
言えなくてごめんね…！
苦しみだけが絆だった
瑞希
……
瑞希
もう、居ない…
瑞希
何で……、
瑞希
……水、飲みに行こう…
君を好きになってしまったから
友達になってしまったから
想う事は沢山ある
でも……
何で君が居なくならないと 行けなかったの？
他の人でも、よかったじゃん…
瑞希
……
瑞希
いつも、想っちゃうな…
瑞希
お互い、支えあってたのに…
瑞希
そんなの、卑怯だ……、
瑞希
（ 飲
瑞希
はぁ、はぁ……
苦しい
苦しい、辛い
怖い
現実を見たくない
瑞希
ｯ…
絵名
『瑞希』
絵名
『大丈夫だから…ね？』
絵名
『だから、もし私が消えても…わらって！』
瑞希
…絵名がわらえてなかったのに、、𐤔
瑞希
わらえないよ……
「瑞希」
瑞希
……
瑞希
おかあさん、？
瑞希
何…
「こっち向いてってば」
瑞希
え……？
その声、その感じ
瑞希
ｯ……！？
絵名
……（ ﾆｺｯ
瑞希
え、な……？
廊下に立つ彼女は＿＿
＿＿絶対に、絵名だった
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