私はあなたに恋をした

番外編【男性不信になった理由】 ─────────────────

私が男性不信になったのは電車での出来事だった

私は通学するのにいつもこの電車を使っている

その時だった

下半身に何かがあたった気がした

最初は、電車の揺れであたってしまっただけかと思っていた

でも、それはとどまることを知らなかった

私は完全な痴漢をされていたのだ

だから、私はいつもより早く電車に乗り込んで椅子に座れるように場所を確保するようになった

そしたら、痴漢してきた男は私の隣の席に座って来た

それで、私はお母さんにLINEし助けを求めることにした

そしたら、隣の男はLINE画面をのぞいてきた

だから私は電車で大きい声で『痴漢です!!』って叫んだ

そしたら、周りの人がその人から距離をおいた

その時、お母さんから連絡が来た

そしたら、男は開き直った

そしたら、その男がとんでもないことを言った

そう言い、写真を電車内にばらまいた

私の写真は撮られていなかったみたいだけど、その写真たちはスカートの中にスマホを入れて撮った下着の写真だった

その時、電車に乗っていた他の女性たちも絶叫していた

その時、電車が止まった

その時、電車のドアが開いた

こうして、事件は一件落着

けれど、この事件のせいで私は男性不信になってしまいました

私以外にも写真を撮られた、痴漢された人は私のように男性不信になった人たちもいたそうです

なかなか治らない、心に深い傷を負いました

今でも、あの男の顔を思い出すときもあります

私は、あの男の事、あの事件のことは一生忘れません