鬼灯 執菊
鬼灯 執菊
鬼灯 執菊
安曇野 勇気
鬼灯 執菊
安曇野 勇気
明るくて前向きで
誰にでも優しくて、積極的で
ドがつく程のお人好しで
そして
憎い程、天才だった
同級生
同級生
同級生
鬼灯 執菊
何時も完璧で 彼奴の中で失敗なんて 存在しないくらいの天才だった
羨ましくて、羨ましくて 羨ましくて仕方がなかった
だから努力をした
精神を体力を全てを削って努力した
毎日、毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日
必死に努力した
そう、努力した
でも
先生
先生
安曇野 勇気
鬼灯 執菊
どれだけ努力しても1番は取れなかった
いつも手元に残るのは 光を失ったメダルと賞状だけ
鬼灯 執菊
本当、これだから天才は嫌いだ
こっちが必死に 汗水垂らして努力して頑張っても
持ち前の才能で 一瞬にして抜かしてくる
そう決められた運命なのだ
鬼灯 執菊
その余裕に満ちた その笑顔が本当に嫌いだった
此方をまるで嘲笑ってる ように見えたからだ
努力なんて無駄 しても意味ない
"凡人が天才に敵うわけが無い"
鬼灯 執菊
嗚呼!!!その通りだよ!!!
敵うわけが無い!!
敵うはずが無い!!!
鬼灯 執菊
鬼灯 執菊
バン゛っっ゛!!!
鬼灯 執菊
鬼灯 執菊
バタッ...
潺 拓人
潺 拓人
安曇野 勇気
鬼灯 執菊
嗚呼、本当に
本当に、これだから...!!
鬼灯 執菊