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主
主
おんりー
主
おらふくん
主
主
Attention (以下略) 今回死ネタ要素出てきます! 地雷さん注意!
なにかよくないことが着実に近付いていると
おらふくん
おんりー
どうしたんだろう…こんなに慌てて
でも、こういうことはおらふくんの方が鋭い 早く帰ったほうがいいのだろう…
おらふくん
後少しで家に着く…!
おんりー
おらふくん
おらふくん
ちなみにおんりーチャンは自分の家が神社の家系ってことシラナイヨ!
ブーン(車の音ダヨ!)
もぶー
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おんりー
おらふくん
ドンッ💥(車とぶつかった音)
後ろから嫌な音がした。 やめて認めたくない。 でもおらふくんから名前を呼ばれていた俺はそのまま見てしまった
おらふくんが 俺のことを庇って、 轢かれるところを。
咄嗟に庇ったのだろう。 俺のことを後ろから抱きしめるような形になっている。 嫌な意味で心臓がドクドク鳴っている
おんりー
俺は必死に呼びかける
おんりー
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
ねぇなんでこんなときにも他人の心配をしちゃうの? 自分が…死んじゃうのに?どうして…?
おんりー
おらふくん
おらふくん
おらふくん
俺は一言一句聞き逃さないようにしなければいけない。 君の最後の顔をしっかりと見るために泣き止まないといけない。
おんりー
おらふくん
おらふくん
ねぇおらふくんがいない世界で俺、幸せになんてなれないよ… どうすればいいの?
おらふくん
おらふくん
おらふくん
やめて、最後なんて言わないで、 なんてことないっていつもみたいに笑ってよ… お願いだから…
おらふくん
おらふくん
おんりー
おんりー
おらふくん
俺は涙でぐちゃぐちゃの顔を必死に笑顔にする。 口角を上げて目を細めて、 正しく笑えているのかはわからない… わからないけど必死に笑う
おらふくん
おんりー
おんりー
俺は声を上げて泣いた
どうしておらふくんが死ななければいけなかったのか嘆いた
そして何もできなかった自分に腹が立った
それからおらふくんは病院に運ばれた
でも、おらふくんのあの笑顔は帰ってこなかった
どれだけあの日を嘆いても おらふくんは戻っては来なかった
おんりー
おんりー
おんりー
ー数日後ー
冷たくなってしまったおらふくんの手を握り見送る
おんりー
モブ
モブ2
せんせー
葬式には先生をはじめクラスメイト達がたくさん来ていた。
おらふくんば…色んな人に慕われていたんだなと思う
それなのに…俺は
おんりー
おんりー
おんりー
おんりー
おんりーママ
おんりー
おんりーママ
おんりー
おんりー
おんりーママ
おんりーママ
おんりーママ
おんりー
おんりー
おんりー
おんりーママ
おんりー
おんりーママ
おんりーママ
私の家系は昔から続く神に仕えてきた神社の家系だったの。
私も昔から〝巫女〟として育ったの
この身を神に捧げなさい…みたいな感じね
それが〝当たり前〟だったからね
でも、そんな時にあなたのお父さんと出会ったの
あの人は自由だった。
鳥籠に囚われていた私を救ってくれた
それから私たちはなんやかんやあって付き合ったの
えッ、聞きたい?
馴れ初め?
いや、それは…
ま、まあそんなこと許されるはずなかったの
なぜなら私は歴代最強とも言われた優れた巫女だった。
そんなもの手放す訳ないでしょう?
だから私たちは駆け落ちしたのよ
あなたのお父さんは…正義感が強くて、優しくていろんな人に慕われていたわ…
もちろん、おらふくんにもね
ッごめんなさい今じゃないわよね…
それから何年か経ってあなたが生まれた
幸せに暮らしていたわ…
でもある日
その日もいつもと同じように近くの公園に遊びに来ていたのよ
幼少期おんりー
幼少期おらふくん
幼少期おんりー
幼少期おらふくん
幼少期おんりー
幼少期おらふくん
おんりーパパ
幼少期おんりー
幼少期おらふくん
おんりーパパ
おんりーパパ
おんりーママ
幸せだったわ。みんなが笑顔だったの。
でも…私たちの家系はそれを許さなかったんでしょうね…
私の家系の人たちは、私がいなくなったあと神様の力を悪用しようとした。 家の力が弱まらないようにね。 その結果、神様を堕天させてしまったの。 正確にはその使い魔の子ね そして怒った神様に 「自分の娘の子供を生贄として捧げる」 って約束したのよ
ほんっっっっっっっっっっっとうに信じられない!
そしてその神様は堕天したことにより悪霊化させ操ることのできる能力を手に入れてしまったの。
でも、堕天した神は天界での居場所はない
だから、神聖な力を多く持っている私…の子供であるおんりーが狙われるようになってしまったの
堕天した神は…もうニ度と戻ることはできないのに…
そして…
殺人鬼
殺人鬼
悪霊を憑かせて殺人鬼にした人間を送り込んできたのよ
もちろん狙いはおんりー…
だから…お父さんは、
おんりーパパ
グサッ(おんりーパパが刺された音ダヨ)
幼少期おんりー
おんりーママ
幼少期おらふくん
おんりーママ
殺人鬼
おんりーパパ
おんりーママ
幼少期おんりー
おんりーパパ
おんりーパパ
幼少期おらふくん
幼少期おらふくん
おんりーパパ
おんりーパパ
幼少期おらふくん
おんりーパパ
幼少期おらふくん
おんりーパパ
おんりーママ
おんりーママ
おんりー
自分のせいで大切な人は死んでしまった 俺の…せいで 父さんもおらふくんも
おんりー
おんりーママ
おんりーママ
おんりーママ
おんりーママ
おんりー
おんりー
ふと、おらふくんが言った言葉を思い出す 「おんりーが笑ってると僕も嬉しい」 おらふくんは、こんな俺のために命まで差し出してくれた… きっと俺の〝笑顔〟や〝幸せ〟のために ただひたすら俺のために そんなおらふくんの思いを俺自身が受け止めなくて誰がするのか
おんりー
おんりーママ
おらふくんの過去… 正直まだめっちゃ辛いけど、ちゃんと知って背負って生きていきたい
おんりー
僕の両親は…僕がずっと小さい時に亡くなったんです。
あの、すごく寒い夜に…
幼少期おらふくん
おらふくんママ
おらふくんパパ
ガッシャーン(窓ガラスが割れた音ダヨ)
おらふくんパパ
おらふくんママ
おらふくんパパ
おらふくんママ
おらふくんパパ
トコトコ(おらふくんパパが下に降りた音ダヨ)
幼少期おらふくん
おらふくんママ
あの時の両親は、すごく焦っていた…僕がもっと早く起きて何かできていたら…変わっていたのかな…?
おらふくんパパ
幼少期おらふくん
おらふくんママ
幼少期おらふくん
おらふくんママ
幼少期おらふくん
おらふくんママ
幼少期おらふくん
幼少期おらふくん
おらふくんママ
おらふくんママ
幼少期おらふくん
おらふくんママ
パタパタ(おらふくんが走った時の音ダヨ)
おらふくんママ
今思えばきっと自分が囮になって僕を逃がすつもりだったんでじょうね…
そんなことも知らず僕は交番に逃げ込みました。
幼少期おらふくん
いい写真がなかったんだ許してちょ
幼少期おらふくん
幼少期おらふくん
警察官
幼少期おらふくん
警察官
それから家に着いたんだけど、家に入った途端目に入ったのは
血まみれで真っ赤になって冷たくなっていた
父の死体だった
幼少期おらふくん
幼少期おらふくん
警察官
幼少期おらふくん
警察官
そして2階に上がった僕を待っていたのは
父と同じように何度も刺され血まみれになった
母の死体だった
幼少期おらふくん
幼少期おらふくん
おらふくん
おらふくん
おんりーママ
おらふくん
おらふくん
おんりーママ
おんりーママ
おんりーママ
おんりーママ
おらふくん
おんりーママ
おらふくん
おんりーママ
おらふくん
おんりーママ
おらふくん
おんりーママ
そうだったんだ… おらふくんに親がいないこと…知らなかった
おんりー
おんりーママ
おんりー
おんりー
おんりー
主
主
主
主
主
おんりー
主
おらふくん
おらふくん
主
主
おんりー