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また、会う事が出来たなら

3 - 別れと明かされる過去

♥

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2025年09月06日

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はーい!皆さまこんにちは!主です!

書き溜めして一気に出しています!

おんりー

他の作品もやりなよ…?

ヴッ

おらふくん

お、おんりー!そんなメタいこと言っちゃあかんで!

おらふくん軌道修正ありがとう

ではどぞ!

Attention (以下略) 今回死ネタ要素出てきます! 地雷さん注意!

なにかよくないことが着実に近付いていると

おらふくん

ッ!おんりー!早く帰ろう

おんりー

?う、うん

どうしたんだろう…こんなに慌てて

でも、こういうことはおらふくんの方が鋭い 早く帰ったほうがいいのだろう…

おらふくん

(まずい…!明らかに幽霊が興奮している…!それだけ大きい存在が近づいてるってことや…!そして、奴らはおんりーを狙っとる…俺が、守らなあかん!)

後少しで家に着く…!

おんりー

もうそろそろ着くね

おらふくん

…そうやね

おらふくん

(たぶん、おんりー家まで送り届ければ大丈夫なはず、あそこは…神社の家系やから)

ちなみにおんりーチャンは自分の家が神社の家系ってことシラナイヨ!

ブーン(車の音ダヨ!)

もぶー

な、なんでだ!ハンドルの操作が効かない!

おらふくん

ッ!

おらふくん

(おんりーの方に向かってる!…あの人、おんりーのこと狙ってる悪霊が憑いてる!)

おらふくん

おんりー!!

おんりー

えッ

おらふくん

(ッ間に合え!)

ドンッ💥(車とぶつかった音)

後ろから嫌な音がした。 やめて認めたくない。 でもおらふくんから名前を呼ばれていた俺はそのまま見てしまった

おらふくんが 俺のことを庇って、 轢かれるところを。

咄嗟に庇ったのだろう。 俺のことを後ろから抱きしめるような形になっている。 嫌な意味で心臓がドクドク鳴っている

おんりー

ああっ!

俺は必死に呼びかける

おんりー

おらふくん!
しっかりして!(ポロポロ)

おらふくん

…んりー

おらふくん

(僕はもう死んでしまうんだろうと本能的にそうわかる。まあこの怪我で生きている方が珍しいだろう。)

おらふくん

(背中がとても痛い)

おらふくん

(自分が死ぬ瞬間のくせに嫌に冷静で三人称視点で自分を見ているかのようだった)

おらふくん

あの、ひとはゆ…うれい…に、つかれ…て…たから…わるく…ない、よ

ねぇなんでこんなときにも他人の心配をしちゃうの? 自分が…死んじゃうのに?どうして…?

おんりー

ッ、自分のこと今まさに殺そうとした人のことなんでそんな、庇うの…?(ポロポロ)

おらふくん

お、んりー…が、あの、ひとの…せい、でくるし、まないよ…うに

おらふくん

ぼく…をころ、した、ひとだか、らって…ずっとうら、まないと、いけな…いのたいへ…んでしょ、

おらふくん

おん、りー…さいご…きいて、

俺は一言一句聞き逃さないようにしなければいけない。 君の最後の顔をしっかりと見るために泣き止まないといけない。

おんりー

(ポロポロ)

おらふくん

まず…お、んりーしあわ、せになって…ほし、いおん、りーが、わらっ…てるとこ…ろみると、ぼ、くもうれし、いか、ら

おらふくん

あ、とおん、りーは…ねら、わ…れて…るか、らきぃつ、けて…

ねぇおらふくんがいない世界で俺、幸せになんてなれないよ… どうすればいいの?

おらふくん

でき、れ、ば…ぼ、くがしあわ、せにし、たか…たけど、

おらふくん

かみ、さ、まはそ、れのぞ…んでない…みたい、やから

おらふくん

あ、とこれ…ほんと、さい、ご…

やめて、最後なんて言わないで、 なんてことないっていつもみたいに笑ってよ… お願いだから…

おらふくん

おん…りー、だいす、き…あいし…てる、よ

おらふくん

(ニコッ)

おんりー

俺も!俺も大好き!愛してる!(ポロポロ)

おんりー

だから…死なないで…(ポロポロ)

おらふくん

せっか…くだか、ら…わら…って、ほし、な…

俺は涙でぐちゃぐちゃの顔を必死に笑顔にする。 口角を上げて目を細めて、 正しく笑えているのかはわからない… わからないけど必死に笑う

おらふくん

さい、ご…みれたの…お、んりーの、かおで、よか、った…

おんりー

ッおらふくん!

おんりー

おらふくん!

俺は声を上げて泣いた

どうしておらふくんが死ななければいけなかったのか嘆いた

そして何もできなかった自分に腹が立った

それからおらふくんは病院に運ばれた

でも、おらふくんのあの笑顔は帰ってこなかった

どれだけあの日を嘆いても おらふくんは戻っては来なかった

おんりー

おらふくん…(ポロポロ)

おんりー

ねぇ、おらふくんがいない世界で、どうやって幸せになればいいの…?

おんりー

教えてよ…(ポロポロ)

ー数日後ー

冷たくなってしまったおらふくんの手を握り見送る

おんりー

おらふくん…(ポロポロ)

モブ

(ポロポロ)

モブ2

また明日って言ってたのに…(ポロポロ)

せんせー

おらふ…(ポロポロ)

葬式には先生をはじめクラスメイト達がたくさん来ていた。

おらふくんば…色んな人に慕われていたんだなと思う

それなのに…俺は

おんりー

何もできない自分への無力感…知ってる…?(ポロポロ)

おんりー

なにか…忘れてる?

おんりー

なんだろう、

おんりー

おんりーママ

…おんりー

おんりー

あっお母さん…(ポロポロ)

おんりーママ

おらふくんは…あの人との約束通りおんりーを、守ってくれたのね…

おんりー

…ねぇお母さんは何か知ってるの?

おんりー

過去…について(ポロポロ)

おんりーママ

……ええ全部知ってるわ

おんりーママ

ここだとあれだもの…

おんりーママ

帰ってから…ゆっくりお話ししましょうか…

おんりー

(コクッ)

おんりー

ねぇお母さん…

おんりー

そろそろ教えてよ…

おんりーママ

……

おんりー

昔…何があったか

おんりーママ

…そうね。そろそろ知るべきね…

おんりーママ

まずはこの家と、あなたの…お父さんについて話しましょうか…

私の家系は昔から続く神に仕えてきた神社の家系だったの。

私も昔から〝巫女〟として育ったの

この身を神に捧げなさい…みたいな感じね

それが〝当たり前〟だったからね

でも、そんな時にあなたのお父さんと出会ったの

あの人は自由だった。

鳥籠に囚われていた私を救ってくれた

それから私たちはなんやかんやあって付き合ったの

えッ、聞きたい?

馴れ初め?

いや、それは…

ま、まあそんなこと許されるはずなかったの

なぜなら私は歴代最強とも言われた優れた巫女だった。

そんなもの手放す訳ないでしょう?

だから私たちは駆け落ちしたのよ

あなたのお父さんは…正義感が強くて、優しくていろんな人に慕われていたわ…

もちろん、おらふくんにもね

ッごめんなさい今じゃないわよね…

それから何年か経ってあなたが生まれた

幸せに暮らしていたわ…

でもある日

その日もいつもと同じように近くの公園に遊びに来ていたのよ

幼少期おんりー

おらふくん!

幼少期おらふくん

あ!おんりー!

幼少期おんりー

ね、遊ぼ!

幼少期おらふくん

うん!遊ぼ、遊ぼ!

幼少期おんりー

ーーw

幼少期おらふくん

ーー!ー

おんりーパパ

ハハッ本当に2人は仲がいいなぁ

幼少期おんりー

うん!僕たち仲良し!

幼少期おらふくん

そう!仲良しなの〜!

おんりーパパ

ハハッそれはいいことだ!

おんりーパパ

なあ!お母さん!

おんりーママ

ふふっそうね私はみんなが仲良しでとっても嬉しいですよ。

幸せだったわ。みんなが笑顔だったの。

でも…私たちの家系はそれを許さなかったんでしょうね…

私の家系の人たちは、私がいなくなったあと神様の力を悪用しようとした。 家の力が弱まらないようにね。 その結果、神様を堕天させてしまったの。 正確にはその使い魔の子ね そして怒った神様に 「自分の娘の子供を生贄として捧げる」 って約束したのよ

ほんっっっっっっっっっっっとうに信じられない!

そしてその神様は堕天したことにより悪霊化させ操ることのできる能力を手に入れてしまったの。

でも、堕天した神は天界での居場所はない

だから、神聖な力を多く持っている私…の子供であるおんりーが狙われるようになってしまったの

堕天した神は…もうニ度と戻ることはできないのに…

そして…

殺人鬼

ハッハッハッハ!!

殺人鬼

皆殺しにしてやる!!

悪霊を憑かせて殺人鬼にした人間を送り込んできたのよ

もちろん狙いはおんりー…

だから…お父さんは、

おんりーパパ

おんりー危ないっ!

グサッ(おんりーパパが刺された音ダヨ)

幼少期おんりー

パパっ!

おんりーママ

あなたっ!

幼少期おらふくん

おんりーのお父さん…?

おんりーママ

ッ!〔パアア〕←おんりーママが悪霊成仏させた音

殺人鬼

ヴッ(バタッ)

おんりーパパ

はは…死んでしまうなんてな

おんりーママ

あなた!しっかりして!
(ポロポロ)

幼少期おんりー

パパぁ…死なないでぇ…
(ポロポロ)

おんりーパパ

おんりー、お母さん…大好きだぞ…

おんりーパパ

おらふくん…

幼少期おらふくん

ッ!

幼少期おらふくん

はい…

おんりーパパ

おんりーを守ってやってくれ…

おんりーパパ

君は…強い

幼少期おらふくん

…(ポロポロ)

おんりーパパ

おんりーのこと…頼んだぞ…

幼少期おらふくん

ッ!任せてください!俺が!おんりーのこと…守ります!

おんりーパパ

クスッありがとう…

おんりーママ

…ッ(ポロポロ)

おんりーママ

私から話せるのはここまでじゃないかしら…

おんりー

…俺が、2回も、自分のせいで大切な人をッ!

自分のせいで大切な人は死んでしまった 俺の…せいで 父さんもおらふくんも

おんりー

俺がッいなければ!

おんりーママ

そんなこと言わないで!

おんりーママ

あなたを守るために命まで落とした2人の思いを無下にしないで…!

おんりーママ

2人はあなたが生きることを望んであなたのことを守ったんだから

おんりーママ

自分の死は無意味であったと言われてるようなものよ…

おんりー

(ポロポロ)

おんりー

でもッ

ふと、おらふくんが言った言葉を思い出す 「おんりーが笑ってると僕も嬉しい」 おらふくんは、こんな俺のために命まで差し出してくれた… きっと俺の〝笑顔〟や〝幸せ〟のために ただひたすら俺のために そんなおらふくんの思いを俺自身が受け止めなくて誰がするのか

おんりー

おらふくんの生きていた意味が消えないように…もうちょっとがんばろうかなぁ?
(ポロポロ)

おんりーママ

あ、あと聞いた話になってしまうけどおらふくんの過去…も聞く?

おらふくんの過去… 正直まだめっちゃ辛いけど、ちゃんと知って背負って生きていきたい

おんりー

…うん(コクッ)

僕の両親は…僕がずっと小さい時に亡くなったんです。

あの、すごく寒い夜に…

幼少期おらふくん

(zzz…)

おらふくんママ

ふふっおらふはもう寝ちゃってるわね

おらふくんパパ

そうだな。寝る子は育つというし、健康に育ってほしいものだ。

ガッシャーン(窓ガラスが割れた音ダヨ)

おらふくんパパ

?何があったんだ!?

おらふくんママ

何かとても大きな音がしたけど…

おらふくんパパ

…ちょっと見てくる

おらふくんママ

え!危ないわよッ!

おらふくんパパ

大丈夫だ。すぐ戻ってくる

トコトコ(おらふくんパパが下に降りた音ダヨ)

幼少期おらふくん

んん…どちたの…?

おらふくんママ

あ、おらふ
大丈夫よ(ニコッ)

あの時の両親は、すごく焦っていた…僕がもっと早く起きて何かできていたら…変わっていたのかな…?

おらふくんパパ

(グサッ)ヴッ

幼少期おらふくん

え、パパぁ?(ブルブル)

おらふくんママ

ッ!おらふ逃げて!

幼少期おらふくん

え、でもぉ…

おらふくんママ

いいから…そうね、ここは2階だから非常用出口を使って逃げて助けを呼んできて

幼少期おらふくん

けーさつさんってこと?

おらふくんママ

そう、警察さん

幼少期おらふくん

わかった!

幼少期おらふくん

でも、ママはぁ?

おらふくんママ

私はここで待ってるわ

おらふくんママ

さあ、早く!

幼少期おらふくん

ママ気おつけてね!

おらふくんママ

ええ…

パタパタ(おらふくんが走った時の音ダヨ)

おらふくんママ

おらふ…お願い強く生きて…

今思えばきっと自分が囮になって僕を逃がすつもりだったんでじょうね…

そんなことも知らず僕は交番に逃げ込みました。

幼少期おらふくん

(ハアハアッ)

いい写真がなかったんだ許してちょ

幼少期おらふくん

けーさつさん!

幼少期おらふくん

助けて!

警察官

!?君どうしたんだい?こんな時間に!

幼少期おらふくん

お家でおっきな音が聞こえて…それからママが逃げてって

警察官

!?わかったすぐに向かおう

それから家に着いたんだけど、家に入った途端目に入ったのは

血まみれで真っ赤になって冷たくなっていた

父の死体だった

幼少期おらふくん

パパぁ!

幼少期おらふくん

ね、ねぇ…起きてよパパぁ…(ポロポロ)

警察官

こちらーーーーー至急応援頼みます…ーーーー!?ーーーー…ーーー!

幼少期おらふくん

ッママは!?

警察官

あ、ちょっと君!待ってーーー…

そして2階に上がった僕を待っていたのは

父と同じように何度も刺され血まみれになった

母の死体だった

幼少期おらふくん

ッママぁ!

幼少期おらふくん

(ポロポロ)

おらふくん

それから僕のこと可愛がってくれていた親戚に預けられて今の家に引っ越して来て、おんりー達とであったって感じです

おらふくん

あと、なんで僕の家が狙われたのかなって気になって調べてみたら…僕の家系陰陽師だったみたいで…それでなんか逆恨みされて…みたいな感じでした

おんりーママ

そう…だったのね…

おらふくん

それに、親戚は結構高齢ででも学校費とか、困らないように結構な額を用意してくれてたので中学一年くらいから一人暮らししてます

おらふくん

なんか、陰陽師結構稼げるみたいですよ

おんりーママ

まぁね…

おんりーママ

私もそういう家系だからわかるけど、この世のモノではないモノって対処できる者が限られているから…

おんりーママ

人ならざる者は厄介なのよ

おんりーママ

信じない人も多いから

おらふくん

ですね…

おんりーママ

おらふくんも陰陽師として働くの?

おらふくん

どうですかね…今おんりーのボディーガードやってるんで、バイト代わりにって感じですね

おんりーママ

だいぶ額が大きいけどね

おらふくん

確かにそうですねw
僕は結構強い方みたいなんでまあ、ボチボチ稼いでますね

おんりーママ

がんばってね

おらふくん

はい。

おんりーママ

という感じよ

そうだったんだ… おらふくんに親がいないこと…知らなかった

おんりー

なんで親がいないって教えてくれなかったんだろう…(ボソッ)

おんりーママ

たぶん…お父さんのこと思い出させないようにとおんりーに、心配かけないようにするためじゃないかしら…

おんりー

そっ、か

おんりー

俺、おらふくんに守られてばっかだなぁ(ポロポロ)

おんりー

強く…ならないと

なーんか重い雰囲気にしてしまったやってしまった主でーす!

話を詰め込みすぎた!

長え!!

過去までいれるつもりはなかったんです!

BL要素があまりにもなくなってしまうゼ☆

おんりー

はあ…(呆れ)

ちょっそんな冷たい目で見ないでぇぇ

おらふくん

まあ、それじゃあ

おらふくん

バイバイ!

えっしめ取られた

バ、バイバイ!

おんりー

バイバイ

また、会う事が出来たなら

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