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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

ホンゴウ

哀歌!

ガチャリと音がしたかと思えば、

誰かが扉を開けた。

声からして、ホンゴウさんだろうか

ベットに顔を伏せているから、

憶測しかできないけれど、

きっとホンゴウさんだろう

ベックさんから、聞いちゃったのかな

したくて、したわけじゃないのに

ホンゴウ

何があった、!

幸いなことに、分からないらしい

ベックさんが私を怖がらせたことは

知ってるみたいだけど。

言えるはずもなくて、

ただ、唇が震えた。

ただ、目からは涙が零れ落ちて

心の底の何かが、どっと

勢いよく流れていく

やっぱり、私の様子がおかしい事に

気づいたホンゴウさんは、

私から何かを聞き出そうとしたけど

会話さえできないと分かれば

何も言わずに、ただ隣にいた

ホンゴウさんも、信用できると分からなかった

だから、本当は、

ホントのホントの気持ちは、

裏切られるのが怖かったから

隣にいて、

―――欲しくなかった。

マルコ

哀歌。

呼ばれた事に、気づかないわけがなかった

マルコ

今日、一緒にご飯食べないかねい?

いつもなら何か起こるはずなのに

今日は、何も助け舟がなかった

だからきっと、これは

神が私に与えた機会なんだ

マルコさんと、話す

最初で最後の“機会”、

赤髪海賊団は、私を愛してくれました。

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