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俺の人生には何も無かった
才能も、趣味も、特技も何一つ無い
唯一持っているモノは、腐った心と壊れゆく身体
そんな俺の人生を見てみますか?
窓から差し込む朝日に照らされ、ゆっくり目を開ける
赫
朝は少し憂鬱だ
スマホのアラーム音は全く聞こえないし
どんなに早く寝ても朝は起きられない
この事は、俺にとっては普通
ごく普通の日常
でもそれが日常じゃないやつもいる
きっと皆んなまだ寝ているから、薬用意しとこ
🚪コンコンコン
返事はない
でも、これも日常
ドアを開けて中へ入る
赫
瑞
赫
瑞
瑞
赫
瑞
赫
薬局で貰った薬の説明書を見る
両手を使わないと数え切れないほど多い薬の種類 その中から今日の症状にあったものを選ぶ
こさめは、生まれつきアレルギーと喘息を持っていたが
半年前に起立性調節障害にもなり、学校には行けていない
赫
瑞
そんなこさめを「羨ましい」と思っている自分がいる
赫
瑞
そんなこさめを残して、俺は部屋を後にした
次は顔を洗う
ヘアバンドをおでこにつけて
冷水を顔と頭にかける
終わったら、顔と頭を拭く
髪の毛をドライヤーして寝癖を整える
次に歯磨きして終わり
朝ごはんは食べない
これが俺の日常
赫
行ってらっしゃいの無い沈黙に背を向け扉を開けた