夢主
ま、って...!
沢山追いかけてきた
すると、開けた場所にでてきた
夢主
...、ここは、、
昔、サカズキを交わしたあの時を
思い出せる程に似ていた場所
あの紙が、私をここへと導いた。
すると、後ろから足音がした、
夢主
っ、誰―――
振り向いた時に、
私と同じ麦わら帽子が目に入った
夢主
...!!ルフィ、
彼が、そこに居たのだ、
ルフィ
...よぉ。
彼は、一言しか言わなかった
私は、すかさず言葉を発した
いや、無意識に言葉が口から出た
夢主
早く逃げて、!
そうやって言うのと同時に、
ルフィ
俺は逃げねぇ
と、ルフィは言った。
夢主
!な、なんで、、
対立を避けたかった、
青色の空を背景に、白の服と赤の服がなびく
同じ、麦わら帽子を被って。
ルフィ
俺は、海軍からは逃げる
ルフィ
でも、お前の心からは逃げねぇ!!
そう、彼は言い張ったのだ。
意味が、分かるはずもなかった
ルフィ
エースは、、もう居ねぇ。
その一言で、また、思い出してしまう
夢主
っ!やめてっ、!
夢主
そんなの、、聞きたくない!!
見殺しに、してしまったみたいじゃないか
兄弟を、そんなことしていいはずがないのに、
口の中に、苦い味が広がった
すると、体全体に温もりが宿る
夢主
!
ルフィが、私を抱きしめていた
ルフィ
でも、夢主のせいじゃねぇ。