賢治
賢治
賢治
賢治
賢治
賢治
フフッ
賢治
賢治
賢治
賢治
フフフッ
賢治
賢治
賢治
賢治
賢治
賢治
翌日
「上がって、狭いけど」
賢治
賢治
ガタッ
賢治
賢治
「キャッ!」
賢治
ギシ…ギシ…
賢治
賢治
ギシ…ギシ…ギシ…
賢治
ギシ…ギシ…
賢治
賢治
賢治
賢治
賢治
賢治
「痛い、痛い!!」
賢治
「やめて!」
賢治
「誰か、助けて!!」
「早く…助けて…!!」
賢治
あとからよく考えたら、
この悲鳴は、五木さんの悲鳴じゃなかった。
部屋の鍵は、空いていた
賢治
賢治
賢治
賢治
薄暗い部屋で、何かが起こっていた。
賢治
自分の両目が、暗さに慣れて来た頃。
賢治
賢治
五木
ああ…いつも隣の僕の部屋から聞こえてくる
あの笑い声だ。
賢治
賢治
五木
五木
賢治
可愛らしい薄紫色のシーツの上には、
目隠しをされた全裸の男が、四つん這いになっていた。
五木
五木
よく見ると、男の手足は拘束されていた。
賢治
五木
賢治
五木
五木
五木
五木
五木
五木
何だ、これは?
僕の知っている
かわいい五木さんなんかじゃ、ない。
五木
五木
賢治
賢治
五木
五木
五木
賢治
賢治
五木
五木
五木
五木
五木
五木
五木
賢治
五木
五木
五木
五木
五木
五木
彼女は、泣き出した。
賢治
賢治
五木
賢治
賢治
僕は見たくなかった
美しい彼女が、歪んだ姿を。
まるで、男を呪うような、その様子を…。
五木
五木
見たくないので途中から目を反らしたが、
男の拘束は、全て開放されたようだ。
数日後
賢治
賢治
フフッ
賢治
賢治
賢治
あれ以降、五木さんの部屋からは、大きな物音はしない。
賢治
賢治
賢治
ピンポーン
賢治
賢治
ガチャッ
五木
五木
賢治
賢治
賢治
五木
五木
賢治
五木
賢治
五木
フフッ
ああ いつもの笑い声だ。
機嫌がいい時の、五木さんの笑い声。
きっと、あの時は五木さんが錯乱していたから。
あれはきっと、本当の五木さんなんかじゃ、ないんだ。
賢治
賢治
賢治
五木
五木
五木
賢治
賢治
賢治
五木
賢治
五木
賢治
隣 人
BAD END
コメント
2件
怖い怖い怖い怖い……! 本性を一度目の当たりにしておきながらこの選択をしてしまう彼もまた、やはりどこか病んでるんでしょうね…… 全部半分、を軽率に受け入れた結果を見たはずなのに……