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続き待ってます!
やだぁ最高過ぎるって…
ハート600にしときましたッ💞
※ 実際の人物や団体などとは関係ありません ※
「手伝いって…なんですか?」
取り敢えず、あそこで立ち話するのもあれだから、街に出て、適当にBARのような所に来た
ジンさん以外の6人は、これから行く場所があるから、先に行ってると言っていた。
🐹「えっと…他の6人が今行ってる所に○○ちゃんも行ってもらうんだけど…」
🐹「依頼人の場所なんだ」
「え、?」
🐹「依頼人は、例の有名なお嬢様なんだけど…」
「ぁ、言ってましたね…!」
🐹「そうそう、その人の豪邸に今から行ってもらうんだけど…良い、かな?」
「…はい、わかりました。」
とても申し訳なさそうにジンさんが言っているのを見て、断ることが出来なかった。元々あのドレスを盗んでいるから断れないけど…
🐹「ありがとう。○○ちゃん」
「けど、なんで私が…?」
🐹「…依頼人の元に"物"を届けるまでが僕らの仕事だ。」
🐹「だけど、今回はいつもより大きい豪邸へ向かう。」
🐹「誰に見られてるかわからない。」
🐹「そんな所に男7人が行ったら怪しすぎる。」
🐹「だから、○○ちゃんに行ってもらおうかなって。」
「そういう事ですか…!」
🐹「ごめんね。長々と。」
「いえいえ!それなら早く6人の元へ行った方が…、!」
🐹「話が早いね。○○ちゃん」
🐹「あっちも時間には凄く厳しいから。」
🐹「よし、行こうか。」
「はいっ…!」
行くしかない。7人の為だから
私服で行くのは流石に無礼だとなり、さっき盗んだドレスを着て、車に揺られながら、豪邸へと向かった。
車の中では、ジョングクさん、Vさん、ジミンさんのイジりが絶えない。
🐰「めちゃめちゃ似合ってる…」
🐣「俺だったらもっと良いの選んであげられたのにな~!」
🐯「なんでこんな綺麗な姿僕以外に見せんの…」
🐰「いや、元々僕が盗ってきたものなんですけど…」
🐣「だから俺が盗んだ方が良かったんだって!」
🐰「ヒョンに言ってません…!」
少し微笑ましくて、恥ずかしい会話を聞いていると、外からキラキラと光が見えたと思ったら、あの豪邸だった。
「豪邸…というより屋敷…!?」
🐱「はぁ…あの屋敷を見るだけで吐き気がする…」
…!?!?!?
🐹「同感。」
ん、!?!?
🐿「前は二度と来ないと思ったけど…来てしまった…」
え、!?
🐨「あいつと仕事してる人達が可哀想に思えてくる…」
えぇ!?!?
🐯「あいつなんかより○○ちゃんがいい…!!!」
…ん?
🐣「それなすぎる」
🐰「○○さんなら毎日来ます」
🐰「てか一緒に住みます」
🐣「はぁ!?それ俺だから!」
🐯「まぁまぁ本当に○○ちゃんが好きなのは僕だからね~」
🐣🐰「嘘つけ!!」
「まぁまぁまぁ…」
こんだけ7人が言うってことは、なかなかのヤバい人なのかもしれない…
「それじゃあ…行ってきます…」
🐿「ちゃんと依頼されたドレス持った?」
「はいっ…!」
私は、ドレスを届けに行く役でもある。責任重大。
🐹「それじゃあ…気をつけて…」
🐯「何もされないようにね!?後から僕達も行くから!!」
🐣「またね~~!!!」
「は、はい…」
…もう1人だ。あの心強い7人はいない。けど、大丈夫。
私だって、できる。
言わなきゃいけない事は、ジンさんに教えてもらった。ちゃんと覚えてる。
後は、堂々と胸を張って行くだけ。
よし、行こう…!
まず、屋敷に入る前に、ドアの前にいる執事さんに声を掛ける。
ジンさんに言われたように…
「花の使いです。」
👨🦳「…どうぞ」
ゆっくりとドアを開ける執事さん。
「…ありがとうございます…!」
👨🦳「こちらこそ今回はありがとうございました」
お礼を言われたので、礼儀正しく、お辞儀をした。
よし…!ちゃんとできてる。
このまま問題もなく行ければいいけど…
中に入ると、後退りしてしまうほど驚く光景が広がっていた。
何処かの美術館と疑うほどに綺麗だった。
そして、言われた通りに進んでゆき、例のお嬢様がいる部屋のドアの前に立った。
縦長すぎるドア、鼻が痛くなるほどのキツい香水の匂い。
全てが、お金持ちであることを証明している。
気を引き締めて、ドアにノックを3回した。
すると中から、
💂♂️「何者だ」
そりゃそう。簡単に入れさせてくれないよね。
先程と同じく、
「花の使いです。」
少し間があったが、入れる許可が降りた。
「失礼します」
ドアを開けると、私の足元にはレッドカーペット。レッドカーペットの先には、漫画で見たような椅子に大きく座る一人の女性がいた。
あれが例の…
目の前の光景に驚いていると、
👸「あら、お辞儀の1つもないの?礼儀ってものを知らない?」
!…予想的中。気分が悪くさせるプロだ。
大人しくペコリとお辞儀をすると、話を振ってくれた。
👸「で?あの7人は?」
「…ぁ、あと少しで来ます…」
👸「ふーん……あんた、使い人?」
「…はい」
👸「使えなさそうね(笑)あの7人が可哀想だわ」
「…!…お嬢様、依頼された、例のものでございます」
👸「適当に誰かに渡しといて~」
なので、1番近い執事らしき人に渡した。
それと同時に、私の任務は終了した。
早くあの7人が来てくれれば…!
👸「ねぇ」
そう言いながら、椅子から立ち、私の方へ歩いてきた。
👸「あんた、あの7人のなんなの?」
「…っ、使い人です」
👸「私の7人だから。無許可で勝手に触んないでね?」
三白眼で必死に睨みつけいているのがわかった。
さすがの私でもムカついて、何か言い返そうとした時、あの7人がやって来た。
🐹「使い人が失礼しました。」
👸「あ!やっと来た!遅いわよっ!」
仮面をつけたように態度を変え、媚びを売り始めた。
🐨「大変申し訳ございません。以後気をつけます。」
👸「…許してあげるけどさ?♡」
👸「それよりその女、使わない方がいいんじゃな~い?」
元の椅子へフラフラと歩きながら言った。
🐣「ご心配をおかけしてしまい申し訳ありません。ぎこちない方が一般人に似てるかと思いまして。」
👸「あっそ。それより……」
👸「あなた達が来たらいつも言っているけど…仕方なく言ってあげるわ。」
👸「今夜、誰か私とお茶しない?♡」
私には、「夜、営みをしよう」と誘っているようにしか聞こえなかった。
すると、スーツをピシッと着たジミンさんが、あの女性の元へゆっくりと歩き出した。
🐣 「お嬢様、今夜は僕と一緒に、楽しみましょう?」
そう言い放った。
あの女性は、一瞬で笑顔になり、嬉しそうにしていた。
可哀想と思ったが、少しの嫉妬もあったのは、誰にも言えない。
皆さんこんちわえむです!
いかがでしたか~!
私、夢小説に悪女出すのまじで大好きなんです許してください~🥺💦
次回もお楽しみに!
それでは、お暇致します!