アメ
アメ
アメ
アメ
アメ
アメ
アメ
アメ
“私”は憧れていた 7:00起床 顔を洗い、リビングに向かう ドアを開けると家族が笑顔で“俺”を迎え声をかける
母
?
由美
?
?
母
?
何気ない会話をして学校に行く
?
と言ったら
母
とかえってくる
?
と言ったら
母
とかえってくる
母
?
温かいお風呂に入ってそれから温かいご飯を食べる
由美
母
?
由美
母
?
自分の部屋に行き布団をかぶって寝る
そんな毎日に憧れていた
けど“私”の毎日はそんな幸せなものではない
4:00起床 まだ日は出ていない。 だけど私は起きる、冷たい廊下から
私は顔を洗いに洗面台に行く
ジャバジャバ 冷たい水が顔から滴る
?
洗濯物が入ったかごを持ってベランダに出る
?
洗濯物をハンガーにかけ、吊るす 今日は少ないほうの量だった
5:00 掃除 ほうきを物入れから出す
パッパッパッ
ほうきが終わったら雑巾をかける バケツに水を入れて雑巾をぬらす
?
?
ぱっくりとわれた傷はには水がしみた
?
痛い… だけど私には心にそれよりも深い深い傷がある
6:00 料理 朝ご飯を作る
メニューはバタートースト、サラダ、スクランブルエッグ、コーンポタージュ
?
味も見た目も良くできた
?
?
おいしい と言ってくれるだろうか
6:50 朝ご飯 テーブルをはさんで母と妹が喋っていた テーブルの近くに立っていった
由美
母
由美
母
母も妹も私に気づかない
テーブルに料理をのせる
彼女らはようやく私に気づいたようだ 彼女らはこちらに顔を向けた
母
母
由美
由美
心が冷えていく
母
母
百合?
料理を並べる
彼女らは料理を一口食べると大げさに 言った
母
母
由美
百合?
百合?
そう口にすると彼女らは私を睨む
母
百合?
由美
百合?
由美
百合?
母
母
そう、“俺”は男だ
いつから女として家で過ごしてるだろう 昔は男として家で過ごしていた 変わったのはあの時からだ
アメ
アメ
アメ
アメ
百合?
アメ
百合?
アメ
百合?
百合?
アメ
百合?
アメ
アメ
百合?
アメ
百合?
アメ
百合?
アメ
アメ
百合?
アメ
百合?
アメ
アメ
百合?
アメ
コメント
3件
良いじゃない!