TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

文貴 カオル

お兄ちゃんを

文貴 カオル

塔から助けなきゃ!

蓮波 アズキ

……なんじゃそりゃっ、、、

#4 カオルのお兄さん

▓▓▓年前

ようやく

記憶がどんどん蘇ってきた

文貴 カオル

……まって

文貴 カオル

やだ

文貴 カオル

やめて

文貴 カオル

やめて

文貴 カオル

お兄ちゃんを返して!!!!

私は五人家族

新潟県仙台市で 育ったごく普通の

女の子

だと

思っていた

文貴 アヤト

カオル……っ

???

おい、暴れるな!

???

いま体を縛っているだろうが!!!

文貴 アヤト

……っ

文貴 アヤト

カオル……

文貴 アヤト

もう仕方ないんだ……っ

文貴 カオル

仕方ないって何が!

文貴 カオル

異能力者なんて意味わからないよ、!

縛られてゆくアヤトの体を

カオルは掴んで離さない

文貴 カオル

どこにも行かないでお兄ちゃん……っ

文貴 カオル

お兄ちゃんは異能力者なんかじゃない

文貴 カオル

お兄ちゃんはお兄ちゃんなのに…!

文貴 アヤト

……っ

???

おい女!!!!

文貴 カオル

ひっ

???

いい加減離せ……っ!

バッ……

???はカオルを殴ろうとする

文貴 アヤト

カオル伏せろ!!!!

文貴 カオル

……っ

文貴 カオル

やだ!

文貴 カオル

いきなり連行とかそんなの

文貴 カオル

受け入れるわけないでしょ!!!!

ー異能力ー

「白夢百貫」

???

なっ……!!!!

文貴 アヤト

はえ!?!?!

???とアヤトはなんとか避けたものの

その異能力は家具をたくさん 傷つけていた

文貴 カオル

文貴 カオル

……え

文貴 カオル

あれ

文貴 カオル

私……っ!!!

???

お前も異能力者かよ……

???

チッ……仕方ない

???

もういいお前も連れていく!!!

文貴 カオル

はあ?!?!

シュバ……

カオルも縄を巻かれて

バタン

そのまま車に入れられて

気づいたら

あの塔に

いた

文貴 カオル

……どれくらい経ったんだろう

文貴 カオル

時間の感覚も狂いそう……

???

おい文貴カオル

???

研究の時間だ

文貴 カオル

……

文貴 カオル

……っ

蓮波 アズキ

……

竜田 咲良

……

文貴 カオル

……あれから脳をいじられて

文貴 カオル

記憶を失っちゃって

文貴 カオル

また今取り戻しつつあるって感じ……かな

蓮波 アズキ

……

蓮波 アズキ

なるほどね

蓮波 アズキ

カオルが殺されかけたのは

蓮波 アズキ

本来の目的じゃなかったから、なんだね

文貴 カオル

蓮波 アズキ

……組織がもともと必要としていたのは

蓮波 アズキ

カオルのお兄さんの異能力だった

蓮波 アズキ

おまけでついてきたカオルは

蓮波 アズキ

ハナから必要なかったから、殺されかけたんでしょうね

文貴 カオル

ああ……!そういうこと……

竜田 咲良

にしても新潟県って遠いねぇ

竜田 咲良

ここはバリバリ東京だよ

竜田 咲良

まぁ仙台も大都会かぁ

文貴 カオル

東京都!?!?!?

蓮波 アズキ

うん

蓮波 アズキ

まぁいうほど都会でもない「襖市」だけどね

文貴 カオル

……どうしよう

文貴 カオル

そんなに離れた場所に来てたんだ

文貴 カオル

……

蓮波 アズキ

どうしようも何も、
お兄さんを助けられたらそれで終わりでしょ

蓮波 アズキ

できる限りの協力はするから

蓮波 アズキ

塔についてもう少し調べてみよう?

竜田 咲良

うんうん!そうだね!

竜田 咲良

私の家もドンドン使っちゃっていいから!

文貴 カオル

……2人とも

文貴 カオル

ありがとう

竜田 咲良

礼には及ばないヨー!

蓮波 アズキ

……

蓮波 アズキ

じゃ、明日学校だし私はもう帰るね

竜田 咲良

あ、そういえばそうじゃん

竜田 咲良

また明日ねアズキー!

蓮波 アズキ

うん、今度こそおじゃましましたー

バタン

文貴 カオル

……

文貴 カオル

そっか

文貴 カオル

2人とも明日学校か……

文貴 カオル

高校生なの?

竜田 咲良

うん!私たち今年で16歳だよっ!

文貴 カオル

えーっ、同じじゃん!

竜田 咲良

そうなの!

竜田 咲良

っていうか年齢といえば、
お兄さんはおいくつなのよ

文貴 カオル

18歳だよ

竜田 咲良

ひえー、もう成人してたんだ!

文貴 カオル

あはは……

竜田 咲良

……じゃ

竜田 咲良

そういうことだから、

竜田 咲良

気にせずこの家つかっちゃっていいからね!!

竜田 咲良

必要であればパソコンも用意するけど

竜田 咲良

どう?

竜田 咲良

塔について調べ物しない?

文貴 カオル

あ……する!

文貴 カオル

それじゃあお言葉に甘えて……

竜田 咲良

はーい!

文貴 カオル

……

文貴 カオル

(待っててねお兄ちゃん)

文貴 カオル

(私が絶対助けるから!)

この作品はいかがでしたか?

50

コメント

6

ユーザー
ユーザー
ユーザー
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚