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るあ
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あかり
239
る あ
180
1,021
放課後、彼はクラスの男子に呼び止められていた。
私は少し離れたところで、帰り支度をしながら聞こえてきた会話を、聞かないふりで聞いてしまう。
その一言で、嫌な予感がした。
…心臓が跳ねた。
うり
彼の声が、少しだけ高くなる。
笑い混じりの声。
でも、冗談じゃない空気。
うり
彼は一拍おいてから言った。
うり
のあ
その言葉が、胸に落ちて、少しだけ痛かった。
うり
彼は言葉に詰まる。
うり
その言葉が、余計に刺さる。
男子は肩をすくめて言った。
彼は何も返さなかった。
ただ、その場に立ち尽くしている。
私はカバンを持って、そっと教室を出た。
聞いちゃいけないものを、聞いてしまった気がしたから。
廊下を歩きながら、胸の奥がぐちゃっとする。
のあ
彼が追いかけてきたのは、階段の前だった。
うり
その声に、足が止まる。
うり
問い詰める声じゃない。
困ったみたいな、迷ってる声。
のあ
正直に答えた。
沈黙。
彼は視線を逸して、髪をくしゃっと触る。
うり
その一言が、予想外だった。
うり
否定じゃない。
言い訳でもない。
ただ、動揺してるのが分かる。
うり
小さな声。
私は首を振った。
のあ
それだけは、嘘じゃない。
彼は、少しだけ息を吐いた。
うり
安心した顔。
のあ
うり
彼が続ける。
うり
それが、今までで一番本音っぽかった。
好きって言わない。
付き合おうとも言わない。
でも。
離れるつもりも、なさそうだった。
うり
彼は小さく笑って、
うり
疑問形じゃない。
私は一瞬迷ってから、小さく頷いた。
のあ
彼氏じゃないのに。
でも、彼氏みたいで。
この距離が、一番苦しい。