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死体の呪い 1

死体の呪い 1

「死体の呪い 1」のメインビジュアル

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死体の呪い 1

♥

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2018年09月06日

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由美

ある夜、私は周りでなにか音がすると思い起きると

由美

居るはずもない電車の中にいた

由美

同じ車両には数人の、性別も年齢も全てに接点がなさそうな人たちがいた

由美

私はここはどこだろうかと思い、外を見たが

由美

外は真っ暗で何も見えなかった

由美

そしてドアの上を見た時に違和感を覚えた。

由美

普通なら停車駅の案内が書いてある紙があるはずなのに、

由美

どこにもない。

由美

よく考えてみれば、広告すらないのだ。

由美

慌てて周りの人に声をかけてみようと思ったが

由美

周りの人達は寝ていた

由美

仕方なくほかの車両を見てみようと前方を見て見たが

由美

ここが先頭車両のようだ。

由美

運転席のスペースがあるだけだった。

由美

そして私はそれなら後ろの車両も見てみようと思い、

由美

後ろに続くドアを開けた瞬間、

由美

…目を覚ました。

由美

夢だったのか。

あまりにもリアルだったので、夢だとは思っていなかったのだ…

由美

次の日の夜、私はまた、電車の中で目を覚ました。

由美

椅子から眠たい体を起こして周りを見てみると、

由美

昨日と全く同じように、同じ人々が寝ていた

由美

昨日は次の車両に行けなかったから

由美

今日こそ入ってみようとドアを開けた

由美

由美

昨日みたいに''現実世界"に戻ることは無かった。

由美

この車両は、また違うようだ。

由美

無人だった。

由美

はずなのに…

由美

何かの音がする

ゴソゴソゴソゴソ

由美

なんの音だろう…?

由美

音を頼りにほとんど光のない中を進む

由美

すると、そこには

由美

見たこともない気色の悪い虫がいた

由美

その虫が動いているその先を見ると

由美

…!

由美

赤い人の手の形をしているものがあった

由美

それを見て、お腹が痒くなったその瞬間、

由美

私は目を覚ました。

由美

あれ、なにかお腹の上に置いてある…

由美さんへ 私はYという者です あなたはこの2日、同じ夢を見ましたね…?

あなたは、私の死体の1部である、手を見つけてしまいました

残念ながら、呪いの発動です

由美

呪い…?

由美

なんの呪いだろう…

私は、この電車の中でバラバラにして 殺されました

私は、私を殺した人物に恨みを持っています

その人物が私の手紙と死体を見つけた、 あなたであるかどうかは分かりませんが、

これを見つけてしまった以上、 呪いである、

"体の全てを見つける"

ことを達成しなければいけません

そうしなければ、あなたは1週間以内にここで殺されます

夢だからそんなことない、と思ったあなた。

そんなことありません

この"夢"と現実世界はリンクしているのです

由美

うそ…

死体の1部は、必ずわかる場所にあります

車内をどこまでも探して頂いて、結構です

ですが…

運転手には気をつけた方がいいですよ…

さっき、人々を見た時、寝ている、と思いましたね…?

でも、そうではないのです

あれは

由美

え、あれは…?

由美

手紙はここで終わっている

由美

そうか…

由美

死体は気持ち悪いし、とりあえず腕はここにおいて

由美

ほかのところを探してみよう

由美

私は、次の車両へ続く扉を開けた

由美

すると…

由美

目の前の床に、何かがある…

由美

なんだろう…?

由美

目を凝らしてみると、

由美

腕があった

由美

あっ…

由美

これは、もう片方の腕か…

由美

そこにあることを確認し、

由美

私は奥へ進んだ

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