『君と私が出会ったことは"奇跡"なのかも知れない___。』「完結済み」

自然に目に涙が溜まった。

その涙はゆっくりと目から流れ落ちた。

急にるなの口から思わず言葉が出てきた。

るなは私に手を伸ばした。

私はるなの手を強く掴んだ。

じゃぱぱが〇んでから数ヶ月の時が流れた。

屋上でるなにあの一言を言われてから、私の"人生"は変わった。

10月6日

10月16日

るなと居るだけで、とても楽しかった。

毎回遊ぶ度に、私の"本当"の笑顔が出てくるようになってきた。

10月24日

楽しかったのに。

.........急に、るなとお別れする日が来た。

私は安らかな表情で眠っていた。

私は余命2年と言われたが、一年間で〇んでしまった。

でもそのかわり、楽しめたから悔いは無い。

のあさん、じゃぱぱさんともう会いましたか？

るなも早くそっちに行きたいけど、、のあさんきっと怒っちゃいますよね。

るなももうそっちに行く頃にはきっと数十年後だと思います。

まだのあさんと居たかったけど、、きっと今からが楽しいんですよね。

大切な人と、、2人だけで。

いつか行くから、....待っててくださいね。のあさん。

るなより

のあ。大切な人と一緒に居る気持ちはどうだ？

きっとこれまでに無いくらい嬉しいよな。

余命なんかが生まれなければ、4人で楽しく暮らせたのにな。

....人は皆いつか尽きる。

そういう生き物なんだって、さっきまた思ったよ。

楽しく暮らせよ。2人きりでな。

えとより

私の目の前にはじゃぱぱが居た。

じゃぱぱが敬語で喋っていなかった。

じゃぱぱは私に手を伸ばした。

私はじゃぱぱの手を強く掴んだ。

これにて私の余命に縛られる人生は、

幕を下ろした。

『君と私が出会ったことは"奇跡"なのかも知れない＿。』

〜完〜

どうでしたか？

これで泣いてくれたのなら私は嬉しいです。

次も頑張りますのはぜひコメント＆ハートよろしくお願いします。

今までハート＆コメントしてくれ、ありがとうございました。