これは、ある少女と少年のお話
みさきとゆうとは幼馴染
休みの日はもちろん、学校の放課後になっても遊ぶくらいだ
そんな、仲のいい幸せは誰かの手によって消え去った
ー小学五年生ー
ー夏休みのことー
ゆうと
ゆうと
ゆうと
ゆうと
ゆうと
ゆうと
ゆうと
ゆうと
ー移動中ー
ゆうと
みさき
ゆうと
みさき
みさき
ゆうと
ゆうと
みさき
ゆうと
みさき
ゆうと
みさき
ゆうと
みさき
みさき
ゆうと
ゆうと
みさき
ゆうと
鈍い音が辺りに響いて数秒後には悲鳴があちこちから聞こえた
ゆうと
ゆうと
ー夜ー
ゆうと
ゆうと
お母さん
お母さん
お母さん
ゆうと
ーそして僕は深い眠りについたー
夢を見た
懐かしい風景、懐かしい記憶
みさきとゆうとで遊んでいる
そんな日々が崩れて血を流しながら倒れているみさきがページをめくるように出てきた
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ゆうと
ゆうと
ゆうと
ゆうと
携帯で日にちを確認する
ー8月15日午後12時過ぎくらいのことー
ゆうと
ゆうと
ゆうと
ー移動中ー
ゆうと
みさき
ゆうと
ゆうと
みさき
みさき
ゆうと
みさき
ゆうと
みさき
ゆうと
みさき
ゆうと
児童館での曲がり道の時
悲鳴があがった 何事かと思い、走って向かう
ゆうと
ゆうと
みさきは、無残な状態だった
工事で使う鉄骨が落ちてきて、刺さっていた
すると、泣いている僕に笑いながら手を振っている人がいた
見てみると
僕そっくりな人がいた
ゆうと
カゲロウは悪戯っぽく笑ってみせた
こんな地獄の日々は何度も何度も続いた
ゆうと
ゆうと
ゆうと
ゆうと
ゆうと
ゆうと
ゆうと
ゆうと
ー8月15日午後12時半ー
ゆうと
みさき
みさき
ゆうと
ゆうと
みさき
ゆうと
ゆうと
僕はみさきを押し退けた
みさき
ゆうと
みさき
みさき
みさき
ー朝ー
みさき
みさき
みさき
みさき
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