音乃(おとの)
千綾、好きな人居る??
千綾(ちあや)
え?
叶夢が好きなんて… 恥ずかしくて言えないな
千綾(ちあや)
居ないよ。
音乃(おとの)
良かった…!
音乃(おとの)
じゃあさ、
音乃(おとの)
叶夢との恋、応援してくれる??
千綾(ちあや)
そ、それってどういう…
音乃(おとの)
そのままの意味。
音乃(おとの)
最近気づいたの。
私は叶夢が好きだって。
私は叶夢が好きだって。
音乃(おとの)
このまま叶夢と幼なじみのままで
終わらせたくないの。
終わらせたくないの。
音乃(おとの)
ね?千綾は応援してくれるよね?
今更好きだなんて…言えない。
千綾(ちあや)
…うん、応援するよ。
音乃(おとの)
っ!ありがとう!
音乃(おとの)
あっそう言えばさ!!
音乃(おとの)
叶夢、言ってもいいよね?
叶夢(かなむ)
あー…うん。いいよ。
音乃(おとの)
私達、付き合いました!!
千綾(ちあや)
……
千綾(ちあや)
おめでとう。
千綾(ちあや)
いけないことだって分かってる。
千綾(ちあや)
でも…
千綾(ちあや)
叶夢、私叶夢のことが好きなの。
千綾(ちあや)
音乃と付き合ったのは今日言われたから分かってるけど、
千綾(ちあや)
気持ちを整理したいの。
千綾(ちあや)
叶夢、私をフッて。
千綾(ちあや)
我儘でごめんね。
続く
時間の欠片
を集めている
ただ
過ぎる
ノートの余白に書く
千綾(ちあや)
答えは、いつ?
千綾(ちあや)
好きだったんだけどなぁ……
愛をひとつ
叶夢(かなむ)
またね。
千綾(ちあや)
またね
夜に咲く温度と 灯るまで
呼吸 ひとつ
生きる
千綾(ちあや)
生きる…
千綾(ちあや)
今日めっちゃ楽しかった!
音乃(おとの)
ね!凄い楽しかった〜!
叶夢(かなむ)
また3人で、来れたらいいね。
音乃(おとの)
来れたらじゃなくて、来るの!!
音乃(おとの)
絶対にね!
千綾(ちあや)
ハリキリすぎじゃない?
私はそういう音乃も好きだけど
私はそういう音乃も好きだけど
音乃(おとの)
ちーあーやーー!!!
叶夢(かなむ)
ハハハッ
叶夢(かなむ)
二人と居ると笑いが耐えないよ
千綾(ちあや)
泣かぬように…
千綾(ちあや)
嗚呼…
千綾(ちあや)
泣かない…ように……