テラーノベル
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管理都市《エデン》には夜がある。
ただし眠るためじゃない。
余計な感情を静かに削るための時間だ。
だから夜は暗いのに、静かすぎた。
足音が響く。
六人分。
処分対象の。
機械音声
アメリカ
イギリス
アメリカ
イギリス
フランス
ソ連
日帝
ナチス
日帝
アメリカ
日帝
行き止まり。
銀色の壁。
何もない。
アメリカ
イギリス
ナチス
日帝
全員が足を止める。
日帝は壁を見た。
日帝
フランス
日帝
アメリカ
日帝
日帝は壁を押す。
通路が開く。
真っ暗だった。
イギリス
アメリカ
日帝
ソ連
日帝
アメリカ
イギリス
ナチス
日帝
フランス
日帝
アメリカ
イギリス
アメリカ
六人で押す。
重い音を立てて扉は開いた。
アメリカ
フランス
イギリス
都市の外。
何もなかった。
世界なんてなかった。
暗い。
どこまでも。
地面だけ。
ソ連
ナチス
前。 遠くに何かある。 巨大な黒い塔。 空に届くくらい高い。 その表面には、こう書いてあった。
『試験区域 第一層』
アメリカ
イギリス
フランス
日帝
ソ連
ナチス
アメリカ
誰も返事しない。
アメリカ
世界から逃げたと思った。 違った。 彼らはまだ。 世界にすら出ていなかった。 そして。 塔の入口が。 ゆっくり開いた。
59
狼コ🌀
482
あま
63
252
コメント
3件
うわ……この重さ、好きです。 管理都市の夜が「眠るためじゃなくて感情を削るため」っていう設定、もうそれだけで世界観が詰まってる。 日帝が壁の継ぎ目を見つけるシーン、静かに光るカッコよさがあって息を止めました。 そして外の世界が“何もなかった”――あの絶望感、胸にくる。 『試験区域』って言葉で、箱庭の上にまだ何かいるんだって分かるのが怖い。 Adeptさんの世界、もっと見たいです。続き、心から待ってます。