🦊
おい、シウナ!
自分は衝撃に耐えられずに床に倒れた。
シウン
…った
🦊
おい!大丈夫か?!
ロンジュンの声を最後に自分は気を失った。
目を開けると見慣れない天井がある。
🦊
…大丈夫??
シウン
…うん、
シウン
何があったの…?
🦊
うちのクラスの性格悪いって噂のあいついるじゃん。
シウン
えっと…ユナ?
🦊
そう。そいつがわざとシウナに体当たりしたんだよ。
シウン
そうなんだ…ムカつく…
🦊
大丈夫。俺がマリアナ海溝に沈めとくから。
シウン
あ~おっけ(?)
🦊
十分に休んでから戻ってこいよ。
シウン
うん。
🦊
またな。
シウン
あのさ、
🦊
何?
シウン
ロンジュナって好きな子いる?
🦊
ㅋㅋまぁ。
シウン
そうなんだ。またね
🦊
うん。安静にしとけ
あと少しだけ…と目を閉じると、いつの間にか帰りの時間になっていた。
🐻
おい。起きろ
シウン
…はっ!
🐻
ㅋㅋㅋ
シウン
今何時!!
🐻
帰りの時間で~す(
シウン
うわっ、やらかした、
🐻
おつかれ。
🐻
愛しのジェノがお出迎えだぞ。
シウン
え!?
🐻
ほら昇降口で待ってる。
起き上がって昇降口の方を覗くとそこにはジェノが立っていた。
シウン
まじやん。お前やるやん!!
🐻
だろ?感謝しろ
シウン
だけどジェミンと帰るかも…
🐻
帰んねーよ。俺がロンジュナとジェミナで帰らせた。
シウン
お前とことん神やん!チョコビ100個お前ん家に輸送するわ!!
🐻
お~ㅋㅋ
シウン
ありがと!ほんとに
シウン
ジェノヤ、
😇
大丈夫だったか?シウン
シウン
うん。ジェノのおかげで元気!。
😇
ならいいけどㅋ
シウン
なら行こっか。ㅋ
😇
うん。
😇
今日はロンジュンが保健室まで運んでくれたんだぞ。
シウン
うわぁ~。そうなんだ。感謝ㅋ
😇
感謝しなきゃだ~。
そのあと沈黙が続く。
ただ木の葉が揺れる音とお互いの息の音が聞こえる。
徐々に歩く速度は遅くなっていく。
😇
シウナ、俺、ジェミナが好きなんだ。
一気に血の気が引く。
シウン
…あ~、、そうなんだ。
😇
応援してくれるか?
シウン
…、、うん!ジェノの事だから、絶対に大丈夫…だよ。
😇
だよな。ありがとう。シウン。またあした。
シウン
うん…ばいばい
一気に涙が込み上げてきて涙が止まらない。
ただジェノを好きだっただけなのに。
携帯から通知音がなって携帯を開く。
🐻
無事に愛しのジェノと帰れたか?
シウン
辛いよ、
🐻
は?あいつなんかシウンにやったのか?
シウン
好きな子がいるんだ。って
🐻
え、は?
シウン
ジェミンが好きなんだって、
🐻
まじか…、
🐰
シウナ聞いて!!
🐰
ジェノに告白されちゃった!!!
ジェミンの無邪気な姿が脳裏にこびりついて離れなくなってしまった。
シウン
そっか。お幸せに、
🐰
え、いいの?
シウン
ジェミンもジェノの事好きだったんでしょ?いいよ。もうジェノはいいよ。
だなんて1mmも思ってないことを口に発してしまった。
だけどいいんだ。もう私の恋は終わってる。
🐻
大丈夫か?
シウン
全然。
🐻
なんかあったのかよ、
シウン
ジェミンが、ジェノに告白されたって、言ってた、
🐻
…え、
シウン
だけどもういいよ、諦める。
🐻
おい、そんなところで諦めんのか?
🐻
それで後悔しないのか?
🐻
それなら俺は止めないよ?
シウン
…好きなんだよ、ジェノのこと。
🐻
だろ?なら最後までずち当たれよ。
シウン
…最後まで頑張る。
学校に着くと目に見える様に仲良さそうにジェミンとジェノが話している。
ジェミンと目が合ったけれど直ぐに逸らした。
🍉
oh…シウナ、気分はどう
シウン
おー、マクヤ、話すの久しぶりじゃん
🍉
そう?まぁ、確かに久しぶりだな。
🍉
元気ないじゃん。なんかあった?
シウン
好きな子に好きな子がいるんだけど、多分付き合っちゃったんだよね
🍉
oh…
そう言いながら頭に手を当てている姿についふふっと笑ってしまう。
🍉
もしかしてだけどジェノのこと好きなの?
シウン
…!?!
🍉
oh…あってんの?ㅋ
シウン
私そんなにバレやすいかな…ㅋㅋ
🍉
わかりやすいよ。目で追っちゃってるし、
シウン
ガチかよ…ㅋㅋ
🍉
大丈夫だよ、ジェミナは…