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コハク
先ほどまで青かった空は雲に覆われ、
ぽつぽつ、と雨が降り始めた。
ヒスイさんとデートみたいな事をしたのは3日前。
時間の流れって早いな、、、。とつくづく思う。
ヒスイさんに連絡しようかな、とスマホを取り出す
するとスマホが振動した。
コハク
珍しいな、ヒスイさんから電話して良いか聞くなんて。
まぁ今は予定無いし、良いけれど。
コハク
コハク
コハク
ヒスイ
コハク
ヒスイ
コハク
コハク
ヒスイ
コハク
コハク
コハク
ヒスイさんの家は確か、、、、
ヒラメ団地A棟の101号室って言ってたよね、、、
コハク
何かあったら大変だ、と傘を持って家を飛び出した。
えっと、、、、、101、、、101
コハク
ここだ。
鍵が開いている。
コハク
最悪の事態が脳裏に浮かび、扉を勢い良く開けた。
コハク
返事が無い。
コハク
私の目に入ってきたのは、
ソファーに横たわるヒスイさんと
机に置かれたたくさんの種類の薬だった。
二つ程封が開いている。
一瞬で顔が青ざめ、ヒスイさんの元へ駆け寄った。
揺すりながら声をかける。
コハク
コハク
コハク
ヒスイ
ヒスイ
ヒスイ
コハク
コハク
ヒスイ
ヒスイさんはゆっくり起き上がって、
私に隣に座ってと言った。
ヒスイ
コハク
ヒスイ
ヒスイ
ヒスイ
ヒスイ
コハク
ヒスイ
ヒスイ
コハク
ヒスイさんの苦しそうな顔を見て、
思わず強く抱き締めた。
ヒスイ
ヒスイ
少し涙目になっているように見えたのは気のせいだろうか。
コハク
ヒスイ
コハク
ヒスイ
ヒスイ
ヒスイ
ヒスイ
コハク
ヒスイ
ヒスイ
コハク
ヒスイ
ヒスイさんはだんだんと早口になる。
ヒスイ
ヒスイ
ヒスイ
ヒスイ
ヒスイ
ヒスイ
ヒスイ
ヒスイ
ヒスイさんは泣いていた。
初めて見た。
バトルで負けても全然泣かないヒスイさんが。
ヒスイ
コハク
コハク
ヒスイ
ヒスイ
コハク
ヒスイさんが胸の辺りをさすっていた。
つらいのだろうか。
コハク
ヒスイ
コハク
コハク
コハク
ヒスイ
ヒスイ
2時間後
コハク
ヒスイ
コハク
ヒスイ
ヒスイ
コハク
ヒスイ
コハク
ヒスイ
コハク
私は遠くに架かった虹を指さす。
コハク
ヒスイさんの手をギュッと握る。
コハク
コハク
ヒスイ
コハク
ヒスイさんはふっ、と頬を緩めた後、
ヒスイ
と言った。
窓についた水滴に雲から差し込んだ光が反射して、キラリと輝いた。
ヒスイ
コハク
ヒスイ
コハク
ヒスイ
コハク
ヒスイ
、、、、、こ、コハク?
よ、呼び、、、、!?
ヒスイ
ヒスイさんは頬を赤らめ、扉をバタンと閉めた。
コハク
夕陽に照らされ桃色になった雲がゆったりと流れていた。