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今日も1人席につき
ぼんやりと空を眺める
月城陽奈
白石 花奈
挨拶をしてきたのは月城陽奈
(「黎明に愛を教えてくれた貴方」を 参照)
彼女はクラス替え当初は根暗で地味だった
だが、何がきっかけとなったのか
退院した直後から
明るく、人懐っこい性格へと変わっていった
月城陽奈
挨拶をすませると、陽奈は席に座った
(ちなみに席は前後です)
白石 花奈
月城陽奈
白石 花奈
月城陽奈
陽奈の綺麗な黒髪が太陽の光に照らされ
キラキラと光を含んだ
白石 花奈
月城陽奈
月城陽奈
ぐっと声を落とし囁く
白石 花奈
白石 花奈
月城陽奈
月城陽奈
白石 花奈
月城陽奈
白石 花奈
月城陽奈
先生
先生
月城陽奈
白石 花奈
先生
先生
白石 花奈
一ノ瀬 悠夜
白石 花奈
一ノ瀬 悠夜
白石 花奈
一ノ瀬 悠夜
クラスの女子からは黄色い歓声が上がった
白石 花奈
女子「先生~!席はどうするんですか?」
先生
先生が一つだけぽつんと置かれた席を指さす
白石 花奈
白石 花奈
女子「それじゃあ悠夜くんが可哀想ですよ!」
女子「これを機に席替えしましょ!」
先生
先生
先生
先生
白石 花奈
白石 花奈
先生
…………
先生
白石 花奈
白石 花奈
白石 花奈
白石 花奈
月城陽奈
白石 花奈
月城陽奈
白石 花奈
白石 花奈
月城陽奈
先生
白石 花奈
一ノ瀬 悠夜
白石 花奈
一ノ瀬 悠夜
白石 花奈
月城陽奈
陽奈がこちらに向かって口パクをした
私は何も言わず微笑み返した
一ノ瀬 悠夜
白石 花奈
一ノ瀬 悠夜
白石 花奈
一ノ瀬 悠夜
一ノ瀬 悠夜
一ノ瀬くんは手差し出した
白石 花奈
私は手を握り返した
その手から温もりが伝わってきた
一ノ瀬 悠夜
月城陽奈
…………
放課後
私は誰もいない教室で
部屋の片付けをしていた
白石 花奈
白石 花奈
白石 花奈
白石 花奈
心の中で愚痴をこぼしながらも
黒板を消していく
白石 花奈
白石 花奈
白石 花奈
私は背伸びをしたが
あと5センチほど足りない
一ノ瀬 悠夜
その時、突然背後から手が伸びてきて
私の黒板消しを手から抜き取った
白石 花奈
私は何故か嫌悪感を感じ
一ノ瀬くんを押しのけていた
一ノ瀬 悠夜
白石 花奈
白石 花奈
一ノ瀬 悠夜
一ノ瀬 悠夜
一ノ瀬 悠夜
白石 花奈
一ノ瀬 悠夜
一ノ瀬くんが私の顔に手を伸ばした
白石 花奈
私は無意識にその手を振り払っていた
一ノ瀬 悠夜
一ノ瀬 悠夜
白石 花奈
白石 花奈
白石 花奈
一ノ瀬 悠夜
「一ノ瀬くん~?」
どこからか先生が一ノ瀬くんを呼んだ
一ノ瀬 悠夜
一ノ瀬 悠夜
一ノ瀬くんが教室からいなくなった
白石 花奈
私は緊張がとけ床にへなへなと座り込んだ
普段は汚いからと絶対に座らないが
今だけはそんな事も気にならなかった
白石 花奈
白石 花奈