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きりやん
シャークん
あれから大分空を飛んで遠く離れた所まで来た頃にずっと呼びかけに応じなかったシャークんが話してくれた
きりやん
シャークん
シャークん
シャークん
きりやん
シャークんらしい理由だった
あの時本当に翼を切り落としていたら俺は後悔していたかもしれない。
その可能性を考えると感謝の言葉しか出ないと思う
でも、気がかりなのだ
きんときの事が。いくら翼を切り落とそうとしても好きな人は好きな人なんだから
きりやん
きりやん
きりやん
シャークん
シャークん
シャークん
きりやん
きりやん
シャークん
気が気じゃなかった
きりやんが本当にきんときのものになってしまいそうで怖かった
翼を切り落とす話を聞いて俺はあの時きりやんの腕を本能的に掴んでいた
このまま行けば俺の天使は居なくなってしまうのだと心で気づいていたからなのだと思う
涙が溢れそうなのを必死に堪えてここまで来た
なのに俺の愛する人はそんな俺の気持ちも知らずに誰かのものになってしまうのだろうか?
きりやん
きりやん
なんであんなことされて信じられるの?
なんで俺の気持ちには気づいてくれないの?
どうしてこんなにもお前のこと思ってるのにお前は違う人のところに行くんだよ
こんな不毛な恋。いつまで俺は追いかけ続ければいいんだよ
なんでこいつを好きになっちまったんだよ
こいつにはもう、こいつにしか分からない素敵な人がそばに居るのに
なんで俺はこいつのこと…愛しちゃったんだよ
今まで堪えてきた涙が全て外へ出た
ボロボロと頬を伝う涙は止まることを知らない
こんな情けない姿だけはお前に見せたくなかったのに
お前を見てるともっともっと涙が溢れて止まらない
好きだ
好きだよ
俺はお前が好きなんだよ
感情が抑えられない
言わなかっただけの好きが今溢れ出てくる
シャークん
あんなに上手に隠せていた表情は今や緩みきって隠せそうにもない
目の前のきりやんはどうしたらいいか分からずにオロオロしている
きりやん
きりやん
きりやん
優しいきりやん
でもこの優しさは友達に向けられたもので
きんときに向ける優しさではない
俺の気持ちにも気づかないやつ。こんな酷いやつ早めに諦めてしまえば良かったのに
好きで好きで仕方がなくて
そばに居たいと思ってしまっていて
こんな片思いが辛くてしょうがなくて
シャークん
シャークん
俺はきりやんに告白した