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ほとけ

僕は昔……

そうりうちゃんが産まれる前

僕も拒食症だった

理由は確か……?

初兎

わぁー!きゅうしょくだ

ほとけ

どんなのだろうねしょーちゃん!

初兎

いむくんぜんぶたべれるのー?

ほとけ

たべれるにきまってるよ

初兎

ほんまかー?

ほとけ

う、うん!

初兎

まぁむりだったらおれがたべてあげるからね

初兎

いってよ!

ほとけ

ありがとしょーちゃん!

そう。小学1年生

僕だち双子は何時でも一緒

お互い頼り合う

時には

初兎

いむくんたっちー!

ほとけ

わぁ!

ほとけ

─=≡Σ_( _#)´ω`)_ズサァー

初兎

え?!いむくん?

ほとけ

しょっ…しょうちゃんの

ほとけ

ばかぁ!!!!

ほとけ

タッタッタッタ

初兎

い、いむくん……ウルウル

ほとけ

グスッ

ほとけ

なきたいのはぼくのほうだもんグス

初兎

いむくん……グス

二人の間に亀裂が入った

その日の家でも

ほとけ

いふにー!

いふまろ

お、なんや

いふまろ

お前が甘えてくるの久しぶりやな

いふまろ

しょうはどうしたんよ

ほとけ

ふんっ

ほとけ

いふにぃでいいの

ほとけ

しょうちゃんのはなししないで

ほとけ

そんなにしょうちゃんのほうがいいの?!

いふまろ

えっ、?

ほとけ

もういふにぃもきらい!いや!

ほとけ

タッタッタッタ

ほとけ

バン

いふまろ

……

いふまろ

ほ、ほとけ?

この時はたまたま帰ってきた

ほとけ

グスッ

ほとけ

タッタッタッタ

ないこ

ただいm

バーン!!

ほとけ

わぁ!!

ないこ

いてっ……

いふまろ

ほとけ?!ないこ?!

ないこ

あ、まろ……

いふまろ

あほとけめ……!

いふまろ

お前はバカか!

ほとけ

い、いふにぃの、……

ほとけ

バカァ!!!!

ないこ

まってほとけ!

ないこ

ギュ

ほとけ

はなしてっ……ウル

ないこ

当たっちゃってごめんね

ないこ

大丈夫?怪我してない

ほとけ

ないにぃっの…ばか…グス

ないこ

そうだね

ないこ

俺はバカだね

ないこ

お節介だよね

ないこ

大丈夫だよ

ないこ

部屋に行って落ち着こうか

ないこ

何があったかな〜

ないこ

㌧㌧

ほとけ

なっないにぃ……グス

素直になれない僕を優しく 包んでくれたのはないにぃ

いふまろ

ほ、ほとけ

ないこ

まろ。大丈夫だよ

ないこ

怒りたいわけじゃないんだよね?まろだって

いふまろ

おれも、心配で……

ないこ

大丈夫分かってる

ないこ

落ち着かせてくるからまろも落ち着いときな

いふまろ

あ、ありがと……

兄のはずのいふにぃまで 困惑している様子だった

僕は訳も分からず怒るには 「バカ」 それしか知らなかった

素直になれない僕を支えてくれてたのは双子のしょうちゃんだったと 気づいたきっかけでもあった

その後ないにぃは

ないこ

俺の部屋ちょい荒れてるなw

ないこ

ここなら2人だけだよ

ないこ

何があった?

ほとけ

グス

ないこ

落ち着いてからゆっくりね

ほとけ

しょっ…しょうちゃんっ

ないこ

しょにだとどうした?

ないこ

喧嘩でもしちゃったかな?

ほとけ

わるくないのにッおこっちゃったッ

ないこ

悪くないって自覚してるんだね

ほとけ

コクコク

ないこ

でもいむもびっくりしちゃったのかもね

ないこ

冷静になるって難しいからね

ほとけ

いまっ、しょにっ、どこ

ないこ

いまは兄貴と一緒にいるよ

ないこ

兄貴も聞いてくれてるからね

ほとけ

しょうちゃっあやまるッ

ないこ

まって

ないこ

まろはどうした?

ほとけ

おこったっ……

ないこ

ほんとかな?

ないこ

仲直りさせてたかったんじゃないかな

ほとけ

でもッ

ないこ

俺とまろでは仲直りの方法が違うからね

ないこ

まろのはいむには合わなかったのかもね

ないこ

大丈夫だよ

ないこ

みんなまた仲良くできるから

ないこ

まず誰に謝りたい?

ほとけ

いふにっ

ないこ

なんで?

ほとけ

わるくないっ、おこったッ

ないこ

そっか

ないこ

じゃあその後にしょうちゃんとこ行こうか

ないこ

俺も一緒にいるからね

ほとけ

ありがとっウル

ないこ

偉いね

ないにぃはずっと寄り添ってくれた

ないにぃの言葉って不思議

すごく暖かいんだ

僕はそこからみんなとまた仲良しに戻った。

ほとけ

……にんじん

初兎

いむくんきらいなん?

ほとけ

しょうちゃん、あげる。

また学校。僕の嫌いなものが出た

優しいしょうちゃんは気遣ってくれた

でも、先生は許してくれなかった

厳しい人だったんだ

無理やり食べさせられ恐怖に陥った

これが僕の拒食症の始まり

俺の周りはみんな医者です。

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