夏輝
あ、これかわいい
璃空
かわいいのすきなの
夏輝
うん
夏輝
……変?
璃空
ううん。想像通り
夏輝
馬鹿にしてる?
璃空
笑
璃空
お詫びにとってあげる
夏輝
ここ闇だもんとれないよ……
1分後……
夏輝
とれた
夏輝
すごい……
璃空
でしょ
夏輝
ドヤ顔やめて……
夏輝
……
夏輝
なんか彼氏みたい
璃空
彼氏……
璃空
なってあげよっか?
夏輝
へんなの笑
璃空
変じゃないでしょ
璃空
俺はどっちとも付き合えるイケメンだから
夏輝
どういうこと笑
夏輝
……
夏輝
僕も
夏輝
実は好きな人いる
璃空
……ふーん
夏輝
完全な片思いだけど
夏輝
男の人なんだ
夏輝
……
夏輝
これ、2人の秘密ね
夏輝
誰にも言ってないから
璃空
いーよ
璃空
絶対言わない
夏輝
久しぶりに遊べた気がする
夏輝
楽しかった
璃空
……おれも
璃空
またいこう
夏輝
僕らどうせ他に友達いないでしょ?笑
璃空
……否定はできない
夏輝
笑
夏輝
おやすみ
璃空
……うん
颯斗
おかえり
颯斗
遅かったね
夏輝
……気づいたら夜だった
颯斗
そんなに楽しかったの?
夏輝
……うん
颯斗
よかった
夏輝
……でも
夏輝
煙草の減る量昨日より多い
颯斗
そんなのいちいち見ないでよ笑
夏輝
身体にわるいよ
颯斗
夏輝が元気ならそれでいーの
ぽんっ
夏輝
……
颯斗さんは 思わせぶりな態度をとる 本当の家族のように優しくしてくれる でもそれが時々 恋心に深く刺さって
叶わないって気付かされる







