俺の知らないLeft side

誰？スペクテイターのメンバーか？

おかしい。。

この話し方は......

よく見たら、眼帯をしていない。

口調......いや、雰囲気も

なお兄は絶望したような顔をしながら手当てをしている。

本気で言ってるのだろうか…

全く関係ないはずなのに、この一言で気付いた

俺たちは今…マイクラの世界に居る人間だ。

あの時のもふくん。 ｢体が震えている｣

さっきのなお兄 ｢なんだか疲れて立てない｣

おかしい。 マイクラならこんなことは無いからだ。

怖い。

飛んだ！？

いやいや。あの飛び方はクリエではない

明らかに自らの力で飛んでいるようにしか見えない。

確かに、攻撃手段がない。

エンドラですべて出し切ってしまった。

食べ物もない。

なお兄に関しては体力も気力もない。

何か光の線が見えたと思うと同時に

地面が破裂した。

｢自分の魔力が暴走しないように、一応、つけてマース☆｣

なお兄はもう今にも気絶しそうなくらい。

ピンピンしているのは俺だけ。

今にも頭がかち割れそうな痛さ。

気絶したくない一心で何度も起き上がったが…

流石につらい。

まだ頭がズキズキする。

なにも考えられなくなりそう。